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医療センターの研究グループが新型の生体吸収性ステントを開発
本学医療センターの研究グループ(金原正昭医学博士ほか)は、血管の再閉塞と炎症を防ぐ新型のステントを開発しました。
ステントは、心筋梗塞等において心臓冠動脈が閉塞した際に閉塞部位血管に挿入し、バルーンにより拡張させ、その結果、血管を拡張させて心筋梗塞を治療する治療具ですが、従来のステントは拡張後、血管の収縮圧力により径が収縮し、また長さ方向での縮小が起こり、正確な全域挿入が難しいとされています。更に、材質がステンレスやチタン等の為、長期間血管内に存在し、ステント周辺での炎症等が起こることで血管の再閉塞が起こる恐れがあります。
本発明のステントは、拡張後、血管の収縮圧力による拡張径収縮や長さ方向の収縮は起こらず、管腔の開存を維持することができ、一定期間血管内に放置することで自然に分解し、炎症による血管内壁の盛り上がりの再閉塞を防止することも可能となっています。
本発明におけるステントは、心筋梗塞時の心筋冠動脈の拡張治療に加えて、癌による瘻孔閉鎖症による、食道、十二指腸、大腸や胆道の狭窄、閉鎖の治療及び癌による気管支狭窄症等の気管の狭窄の治療等にも適用され、さらに、哺乳類等の動物の狭窄症、閉鎖症にも適用できます。
なお、同研究グループでは今後、動物実験を開始する予定です。
※この件については、2010年7月7日(水)の化学工業日報1面に掲載されました。
<第9回国際バイオEXPO 展示ポスター>
2010/7/30
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