お知らせ 久留米大学病院において10月より福岡県支援事業「レスパイト入院」を開始

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久留米大学病院では、福岡県の「在宅療養児一時受入支援事業」として、2023年10月より「レスパイト入院」を開始しました。

「レスパイト入院」とは、在宅で医療的ケアが必要なおこさまと家族が安心して地域で療養生活をおくることができるよう、介護している家族の休息等を目的とした一時入院(日帰りも可)です。久留米大学病院にかかりつけで、原則19歳未満の在宅療養中で気管切開をしている方を対象としています。

NICU(新生児集中治療室)等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養など医療的ケアが日常的に必要な在宅の医療的ケア児の数は、全国で約2万人、県内では約800人となっています。

NICUにおける治療が終了した医療的ケア児が在宅療養に移行するためには、在宅療養に向けた訓練を実施するとともに、医療的ケア児を介護する家族の負担軽減も必要です。

久留米大学病院では、今後も地域の医療を支えていけるよう取り組んでまいります。

レスパイト入院のご案内 (PDF)

お問い合わせ

久留米大学病院 病院本館 東棟6階病棟

TEL/0942-31-7662(担当:看護師長または主任看護師)

平日(土・日・祝日除く)9:00~16:00