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九州北部豪雨災害支援活動報告【学生による災害ボランティア活動 第1陣】

 


<<活動報告>>

学生による災害ボランティア活動状況について(2017/08/14)

8月11日、久留米大学災害ボランティアネットワーク「ゆめくる」等のボランティア団体と学生有志が企画した災害ボランティア(学生14名、教員4名、職員1名 計19名)が朝倉市杷木町の災害支援活動に参加しました。

災害ボランティアセンターでの受付後、ニーズのマッチングが行われ、ようやく1週間前に車が入れるようになったという立ち入り禁止区域も多い被害の酷かった地区での活動となりました。現地への道中で倒されたままの電柱や倒壊した家屋を目の当たりにし、あらためて自然災害の恐さを感じました。

説明を聞く参加者現地へ向かう参加者
災害支援活動についての説明を受け、現地へ向かう参加者

 

現地に到着後、2つのグループに分かれ、それぞれ被害を受けた家屋の泥出しを中心に作業を行いました。特に床下に潜っての泥出し作業などは暑さで熱中症になる方も多いとのことで、こまめに休憩を取り、水分補給を行いながら作業を進めました。側溝の泥出し作業では、泥の中に混じった大きな石や流木が作業を困難にしており、わずか数メートルの側溝の底が見えるようになるまでにかなりの時間を要しました。

現地には、前日から福岡入りして参加したNPO法人国際ボランティア学生協会「IVUSA」のメンバーが、さまざまな場所で活動していました。彼らの阪神・淡路大震災の経験を生かした組織的な活動の姿は良い手本となり、参加した本学の学生たちも声をかけ合いながら徐々にスムーズに作業をこなすことができるようになっていきました。

泥出し作業をする参加者休憩中の様子
側溝の泥出し作業(左)
関東や関西から活動に参加した「IVUSA」のメンバーと一緒に休憩中の参加者(右)
※家主の方の許可を得て撮影したものです

 

このように全国各地から集まった学生ボランティアの姿に、被害を受けた家主の方々も感動し勇気を与えられているというお話を伺い、ボランティアセンターの方も、「活動している姿を見せるだけでも被災された方へのエールになるので、今後もぜひ支援活動にご協力いただきたい」と話をされていました。また、「泥を出す作業はそのうちに終わるが、土地の機能が再生するには3年以上はかかる」という言葉が印象的でした。

作業終了後、家主の方の笑顔に参加者は達成感を感じつつも、復旧できたのがほんの一部であることに後ろ髪をひかれる思いでした。被災地を後にした一行は、学生災害ボランティア支援センター「うきはベース」という災害支援拠点を訪れ、利用方法等についてのオリエンテーションを受けました。

オリエンテーション中寄せ書き
うきはベースでのオリエンテーションの様子(左)被災地復興に参加した学生たちの寄せ書き(右)

 

うきは市ムラおこしセンターに設置された「うきはベース」は、学生の災害ボランティア活動の拠点として県内外から広く学生を受け入れており、そこを拠点としたさまざまな学生の災害支援活動がなされています(8月末まで運営される予定)。

今回の災害支援活動に参加した本学の学生は、そこに宿泊し被災地の支援活動を行っていた他大学の学生と活動の振り返りなどの意見交換を行い交流を深め、その中で「一人ではどうにもならないが、こうして力を合わせれば少しでも力になると感じた。まだまだ活動の協力が必要で、今後広げていく必要がある。」「小さな活動でも積み重ねていくことで復興につながる。今後も活動に参加していきたい。」と話していました。

久留米大学災害ボランティアネットワーク「ゆめくる」では、災害ボランティア(ボランティアバス)活動を8月20日(日曜日)、29日(火曜日)、30日(水曜日)、31日(木曜日)にも行います。

詳しくはこちらをご覧ください。https://www.kurume-u.ac.jp/site/backno/20170731-02.html

実際に支援活動に参加し、被災地の復興には、まだまだ長い時間と多くの人の力、それをまとめ支える協力の輪が必要であることを身にしみて感じました。被災地の方々が一日も早く日常を取り戻せるように、多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

久留米大学災害ボランティアネットワーク「ゆめくる」 顧問 松田 光司 (久留米大学 法学部 准教授)

 


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