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「第88回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました

11月15日(水)15:30~17:00、久留米大学福岡サテライト(福岡市中央区天神)にて「第88回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました。

テーマ:肝臓がん 飲み薬はどこまで効くのか?
講師:古賀浩徳 先生(久留米大学先端癌治療研究センター肝癌部門・教授)

古賀教授

年末年始はとかく肝臓に負担のかかる季節です。

そこで、消化器内科、特に肝臓が専門の古賀浩徳教授による「肝がんについて」の講演を行いました。

従来は肝炎ウイルス、中でもC型肝炎ウイルスによる肝がんが大半を占めていましたが、近年、非B非C肝がんが急速に増加し、肝炎ウイルスよりも上まわっていること、非B非C肝がんはウイルス性肝がんよりも予後が悪いがんであることをお伝えしました。

また、肝炎ウイルス感染患者さんは定期検査を受けているのに対し、非B非C肝がんの患者さんは定期健診を受けていないためにがんの発見が遅れ、見つかった時には大きな進行がんになっているために予後不良であることを説明しました。

講座の様子

近年、分子標的薬が目覚ましい発展を遂げており、そのほとんどが飲み薬であり、これらはがん組織の中にできる血管を標的にしていること、しかしながら一つの治療法だけでは不十分で他の治療法と組み合わせることが必要であることを解説しました。

終盤では忘年会・新年会シーズンを前に、体内でのアルコール代謝の機序や「酒に強い・弱い」を遺伝子レベルで解説し、アルコールによる発癌リスクについても解説しました。