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教員紹介(江藤智佐子)

 

江藤智佐子准教授

1.社会に出て活躍出来る人材とはどんな人ですか?

学校での学業成績が一番の学生が必ずしも希望する就職先に就職できるというわけではないようです。「仕事のデキる人」とは、ただ単に知識や技術があるというだけでなく、それらを応用して使いこなせる資質や能力がある人です。特に文系の学生は専門性の高い知識や技術を身につけているわけではないので、幅広い職業選択ができる反面、逆に何を目指して頑張れば良いのか大学生活の中で迷いの壁にぶつかることがあります。私は、そのように専門性の高いスキルを求めない、汎用的な能力を形成する文系の学生が在学中にどのような能力を身につけ、どのような経験が将来の職業生活に役立つのかを研究しています。

2.学生の皆さんの進路についてどのような指導やアドバイスをされているのですか?

キャリア形成において、ジョン・D・クランボルツ氏が提唱した「プランドハップンスタンスセオリー」という理論があります。これはキャリアの約8割は予想しない偶然のできごとから形成されていくというものです。この話をすると自分の意図しないキャリアに向かうことを恐れる学生もいますが、現在行っていることに一所懸命打ち込めば、将来につながるキャリアステージは確実に上がります。近年多い傾向として、世の中の仕事をほとんど知らないままネット上の就職活動だけで将来を決めてしまう学生が増えました。そのような学生にはもっと視野を拡げるためにも、多くの体験をして欲しいと思っています。失敗も含めた経験の中から自分の将来の取捨選択をするようにアドバイスをしています。また、私のゼミでの卒業論文制作は自分自身と向き合う場です。進路選択と同様に卒業研究も答えのない問いに対し、自分なりの見解を示していく過程が求められます。卒論テーマで多いのは、自分たちの置かれている学生生活の実情や将来のキャリア探索につながるものです。自分自身のことを深く考える機会を多く持つ中で、自分は何に興味があり、何に向いているのかという気付きにつながっていきます。江藤インタビュー1

3.情報社会学科は他の学科と比べてどのような特徴がありますか?

学生が提案したアイディアは基本的には受け入れ、「いいね、やってみよう!」というスタンスで実行する柔軟性の高い、クリエイティブな学科です。実際にゼミ活動は、コンパや合宿なども原則、学生同士が話し合って決めてもらいます。授業・授業外のプロジェクトワークもあり、昨年度の「ほとめきプロジェクト実習演習」では、久留米の良さをアピールするバスツアーを計画から実行まで全て学生たちで行い、好評でした。

4.課題解決型授業の取り組みについて教えてください。

新学習指導要領が発表されてブームになっている「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」ですが、情報社会学科では学科開設当初からこの教授法を取り入れているので、既に10年以上行っています。私の授業でも必ずアクティブ・ラーニングを取り入れるようにしています。情報社会学科では、実習演習科目が卒業要件に組み込まれているように、現場に出て調査するフィールドワークを重視しています。現地に訪問したり、直接話を聴いたり、本物に触れたりと。それらの経験を振り返る経験学習を中心に行っています。2年生の必修科目である「情報社会実習演習」では小グループのゼミ別にそれぞれテーマを設定し、調査・分析する課題解決型の授業を行っています。学んだ成果を発表する合同発表会もあり、アクティブ・ラーニングを学科全体で行っています。

江藤先生と、久留米市のゆるきゃら、くるっぱのぬいぐるみ


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