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社会福祉学科 卒業生の活躍

卒業生の活躍!!

井上大典さん(平成19年卒業)

 ​人との出会いが自分の成長!井上君の写真

在学中は社会福祉の勉強はもちろん、ゼミ活動をとおしてディベートやプレゼンテーションのスキルを習得。ディベートでは一つの課題に対し、議論を重ね、相手に伝えていく難しさや面白さを学んだ。またプレゼンテーションでは相手に伝える力を習得することができた。社会福祉学科は発表する機会が多いのでアウトプットする力が鍛えられた。

職歴

大手自動車メーカー勤務を経て、平成22年6月より東和薬品株式会社に勤務。平成24年医療情報担当者(MR)試験合格。現在、医薬品情報提供のスペシャリストとして忙しい日々を送っている。

 

インタビュー

Q.大学で社会福祉を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

A.高校生の頃、祖父が認知症になり介護の大変さや重要性を肌で感じ、自分に何かできないかと思ったことが社会福祉を学ぶきっかけとなりました。身近な人に介護が必要となり、自分に知識があればもう少し色々なケアが出来たのではないかと考えるようになりました。その経験から世の中のため、人のために役に立つ仕事をしたいと考え、社会福祉学科に入学しました。

Q.実際に社会福祉学科に入学してみていかがでしたか?

A.入学前は漠然と社会福祉という大きなイメージでしたが、色々なことを学ぶにつれ奥の深さを感じました。また、3年生からはゼミも始まり、グループディスカッションやプレゼンテーションなど様々なことを勉強することが出来ました。この経験は今も活かされており相手に分かりやすく伝えるためにどうしたらいいのか、相手を納得させるためには何が必要かなど、相手のニーズを引き出す力も身に着けることが出来ました。

Q.現在、製薬会社で医療情報担当者(MRとして働いておられますね。どのようなお仕事なのか教えてもらえますか?

A.医療機関を訪問し自社の医薬品を中心とした医薬情報を医療関係者に提供することです。患者さんの安全を確保するために、医薬品の有効性、安全性などの情報を提供、収集、伝達することが主な業務です。

Q. 社会福祉学科で学んだことは現在の仕事にどのようにいかされていますか?

A.相手の立場に立って考えることの大切さやコミュニケーション能力は本当に活かされていると思います。また、ゼミの中でプレゼンテーションやグループディスカッションをした経験が一番印象に残っており、今でも学生時代に経験していて良かったと感じます。

Q.仕事をするうえで心がけていることは何ですか?

A.一番は感謝の気持ちを忘れないことです。当たり前のことではありますが、とても大切なことだと思います。得意先に感謝の気持ちを伝えることは当然大切ですが、社内でも社外でも常にその気持ちがあれば、苦しい時に手を差し伸べてくれると思います。人に恵まれたからこそ今があると常に思っています。

Q.これからの目標をお聞かせください。

A.日本一の営業マンになることです!そのためには実績もそうですが、内面的にも成長しなければならないと思います。物事を色々な角度から見て、相手のニーズを引き出し、そのニーズに合った提案をしていく必要があると考えています。また、後輩の指導にも力を入れていきたいと思います。基本的なスキルは社会福祉学科で学ぶことができたので今後はさらにそれを磨いていきたいと思っています。

Q.後輩たちにメッセージをお願いします。

A.私は社会福祉学科で学んだ全ての経験が今の仕事に活かされていると感じています。ぜひ社会福祉学科に入学して、たくさんの経験をしてみてください。そして何事にも一生懸命取り組んで下さい。先生方や友人との出会い、そして現場実習等をとおして様々な価値観を持つ人に出会いながら、いい刺激を受けて人間的にも一回りも二回りも大きくなって欲しいと思います。それが社会で活躍する力につながっていくと思います。

 

 

丹後ちはるさん(平成20年卒業)

出会いや学びを大切に!子どもたちの笑顔のために!

丹後さんの写真在学中は、社会福祉関連の勉強はもちろん、社会人として求められる教養を身につけるため、生きがい情報士、マイクロソフトオフィススペシャリスト、秘書検定等にも積極的にチャレンジし、すべて合格しました。卒業後は社会福祉士の資格を活かして働いていましたが、精神保健福祉士の資格の必要性を痛感したため、働きながら精神保健福祉士の資格も取得しました。

職歴

大学病院で医療ソーシャルワーカーとして勤務した後、障害者地域生活支援センターで生活相談員として勤務。現在は福岡県内でスクールソーシャルワーカーとして働いている。

 

 

 

インタビュー

Q.大学で社会福祉を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

A. 福祉分野で働いている家族の影響もあったのですが、高校の時の職業選択の授業の時に、ある本で「社会福祉士」の資格と仕事を知り、相談援助を学びたいと思ったからです。

Q.実際に社会福祉学科に入学してみていかがでしたか?

A. 入学当初は、ぼんやりと卒業後は高齢者分野で働くのかなと思っていましたが、高齢者以外にも、障害者、児童、公的扶助、医療等様々な専門の先生の講義を聞くことで、視野が広がっていき、福祉に対する興味も深まってきました。

Q.卒業後はまず医療ソーシャルワーカーとして働いておられますね。実際,働いてみていかがでしたか?

A. 一言で言うと、人生観が大きく変わりました。今まで私自身が生活してきた基盤がいかに恵まれていたのか、と大きくショックを受けました。仕事を続けていくうちに、様々な生死の場面にも遭遇したこともあり、ソーシャルワーカーがクライエントの人生の一部に関わり、そのクライエントの分岐点を迎える場面にも関わっていくことから、その重責を感じていました。

Q.医療ソーシャルワーカーとして2年間働いた後,障害者地域生活支援センターで生活相談員をされていますね?生活相談員になろうと思ったのはどうしてですか?

 A. 医療ソーシャルワーカー時代に退院されたクライエントがどのように地域で生活しているのか、その支援はどのようになされているのか、ということに興味を持ちはじめ、長期スパンで支援をしていきたいと思うようになったからです。

Q.生活相談員としてのお仕事はいかがでしたか?

 A.障害を持たれている方の生活に寄り添ってその方のニーズと自立を見据えた支援を行い、ソーシャルワークの幅広さをケースを通じながら学ばせていただきました。

Q.そして現在スクールソーシャルワーカーとして働いておられますね?実際のお仕事の内容とスクールソーシャルワーカーというお仕事の魅力を教えてください。

 スクールソーシャルワーカーとは、子どもの人権と社会正義(教育及び発達を保障していくこと)を目的に学校・家庭・地域のつなぎ役となって子どもを基盤とした援助方法であり、それを活用し、学校・家庭・地域のつなぎ役となって子どもが抱える課題に取り組んでいく支援体制を築いていきます(スクールソーシャルワーカー養成テキストより抜粋。)もう少し具体的に言うと、福岡県内では各自治体で様々な勤務形態で働いている方がおられるのですが、私は1つの中学校区(中学校1校、小学校2~4校)を担当し、その校区内で生活している小・中学生を対象に、いろんな理由で笑顔で学校に登校できない子どもたちの支援をしています。

 スクールソーシャルワーカーの魅力は、子どもの成長や笑顔を間近で見られることや、インフォーマルな支援やサービスを学校や地域、行政と共に作っていけることだと思います。学校現場で子どもの様子を見ながら支援ができるので、子ども自身の成長を見ることができるし、子どもを取り巻く課題が解消されていくと子どもはもちろん、保護者や担任の先生方もいい方向に変わっていくため、それを見ると私自身も活力をもらうことができます。また、児童分野は他の分野と比べるとフォーマルな支援がまだ完全に整備されているわけではないので、地域等を巻き込んだ支援体制を構築していく必要があります。その過程は労力を使うことも多いですが、体制が出来上がり、軌道に乗り始めると「地域で子どもを育てる」ということが可能になってくるので、中学校を卒業した後も途切れることの支援につながり、子どもの将来や自立に繋げていくことができることは魅力の一つだと思います。

Q.これからの目標を教えてください?

A. まだまだソーシャルワーカーとして未熟なので、学びを深めていきたいと思いますし、スクールソーシャルワーカーは発想力や発信力も必要になってくるので、それらをしっかりと研鑽していきたいです。

Q.後輩たちにメッセージをお願いします。

A.大学入学の頃の夢と今の仕事は福祉のフィールドとはいえ、想像していなかった分野で働いています。でも、今までの仕事は全てつながっている部分があり、今の自分があるのは久留米大学での学びや先生方、友人との出会いと繋がりがあってこそだと思っています。今の思いや興味・関心、様々な出会いを大切にして、自分の可能性をどんどん広げていってください。

 

 

宮原純平さん(平成21年卒業)

福祉のスペシャリストを目指して!!

平成23年度 荒尾市(社会福祉士資格職)最終合格福祉職公務員のスペシャリストとして働いている宮原純平君の写真
平成23年度 国家公務員採用1種(人間科学2)最終合格
平成26年度 福岡市上級行政事務(福祉職)最終合格

職歴

平成24年4月
荒尾市保健福祉部健康生活課に配属。
地域包括支援センターにて社会福祉士として,総合相談・権利擁護事業を担当
平成27年4月
福岡市子ども未来局,子ども総合相談支援センター子ども相談課に配属。
一時保護所にて,児童の生活支援を担当
平成28年4月
福岡市東区保健福祉センター保護第1課へ異動。ケースワーク業務に従事,現在に至る。

インタビュー

Q.大学で社会福祉を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

A.中学生の頃,養護老人ホームに訪問する機会がありました。事前に練習した手話を用いた歌を披露すると入所者の皆さんが涙を流して喜んでくれました。この経験から将来人に喜んでもらったり,誰かの役に立てる仕事をしたいと考えるようになり,久留米大学文学部社会福祉学科に入学しました。

Q.実際に社会福祉学科に入学しみていかがでしたか?

A.様々な福祉分野の勉強をすることができ,貴重な経験となりました。そして,勉強だけでなく3年生からはゼミも始まりました。他のゼミ生と一緒に考え,協働する過程の中でコミュニケーション能力やチームワーク等を学ぶことができました。この経験が私の財産となり,今ではしっかりと仕事に活かされています。

Q.将来の仕事に公務員を選んだのはどうしてですか?

A.福祉職公務員は,様々な福祉分野のフィールドで活躍することができると考えたからです。また,多くの方の役に立てる仕事だと思い,魅力を感じたからです。

Q.国家公務員採用1種試験,荒尾市の福祉職に合格されました。いわゆる,国家公務員のキャリアに合格しながらも地方公務員の道を選ばれたのはなぜですか?

A.私が仕事を行ううえで根底にある想いは「人の役に立ちたい」という気持ちです。その気持ちを実感できるのは,直接地域住民の皆さんの相談を受けることができる地方公務員だと思いましたので荒尾市に就職しました。

Q.実際,現場で働いてみていかがでしたか?

A.地域包括支援センターの社会福祉士として働いていましたので,高齢者の認知症や介護の相談,虐待対応等,私一人ではすぐに解決できない案件ばかりでした。そのような時は,医療機関や民生委員等の関係機関と密に連携を行い,地域全体で住民を支援する流れを作りました。私一人の力では,対応できない問題でも,他職種が集まり多角的に支援を行うことで問題解決につながることもあり,やりがいを感じていました。

Q.今は,福岡市で働かれていますね。今のお仕事はいかがですか?

A.現在は,地元である福岡市で働いています。保護課に配属されケースワーカーをしています。積極的に家庭訪問に行き,保護受給中の方との対話の中で,困っていることを確認し,支援できることがないか日々考え,行動しています。事務作業も多く,多忙な毎日ですが,直接人の支援ができる今の仕事にやりがいを感じています。

Q.これからの目標をお聞かせください

​A.高齢者支援分野3年、児童支援分野1年、生活保護業務2年と様々な分野で経験を積むことができました。今後さらに援助技術に磨きをかけ、困難事例に対して多面的な視点を持ってアプローチできる人材になりたいです。

Q.後輩達にメッセージをお願いします。

A.福祉職公務員は,地域住民の支援を行う過程で,自分自身も経験を積むことができ,大きく成長できる職業だと思います。福祉分野のスペシャリストになりたい方は一緒に働きましょう!

 

 

片岡希望さん(平成21年卒業)

一度きりの人生,何事にもチャレンジ!
 


ずっと夢だった青片岡さんの顔写真年海外協力隊。悩んだ結果,専門職のソーシャルワーカーに応募。これまで学んだこと,ソーシャルワーカーの経験を生かして,地域の特性に合わせたコミュニティの発展に貢献したいと思っている。

職歴

平成21年4月~平成27年1月介護老人保健施設の支援相談員として勤務。
平成27年3月から約2年間青年海外協力隊の一員としてタイのコンケン高齢者福祉開発センターのソーシャルワーカーとして活動。平成29年6月よりミャンマーのケアギバー職業訓練校の現地スタッフとして勤務予定。

インタビュー

Q.大学で社会福祉を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

A.父は長年、生活保護のケースワーカーをしていました。その影響もあり、中学生の頃から「福祉の仕事に携わりたい!」と考えていました。支援の入り口から関わりたいと思い、相談業務を主とする社会福祉士を目指し、大学に進学しました。

Q.実際に社会福祉学科に入学してみていかがでしたか?

A.高齢者分野は介護保険制度がメインですが、生活保護法や年金制度、障害者に関する法律など様々な知識が必要です。大学で学習したことはとても役立ちました。

Q.卒業して介護老人保健施設で5年間,支援相談員として働かれましたね?実際に現場で働いてみていかがでしたか?

A.介護老人保健施設は在宅復帰を目的とした介護保険施設です。家族の問題はそれぞれありますが、ほとんどの高齢者は在宅復帰を希望してます。自宅に帰る為には、一つひとつの課題を医師、看護師、理学療法士、作業療法士、介護士、管理栄養士で話し合い、解決していかなければなりません。施設内外の連携・調整が必要です。多職種協働のおかげで、様々な知識を得ることができました。何よりも、在宅復帰となった本人と家族の喜んだ顔を見れたときは、この仕事に就くことができたことを幸せに思いました。

Q. 青年海外協力隊の一員としてタイに派遣されソーシャルワーカーとして働かれましたね?実際、どのようなことをされていたのか教えていただけますか?

A.タイの東北地方に位置するコンケン県の高齢者福祉開発センターで活動していました。主な活動は、同僚ソーシャルワーカーのサポート、来所高齢者へアクティビティを提供、住宅改修のアドバイス等です。タイは貧富の差がとても激しいです。日本人に知られているきらびやかな首都バンコクと地方では、目を疑いたくなるほど差があります。バンコク在住の日本人と話をすると、「タイにボランティアなんて要らないでしょう」と言われます。そんなことはありません。現実にひと月600バーツ(日本円約2000円)の手当だけで生活している高齢者が沢山います。そのように支援が行き届かない、支援がない高齢者のために、高齢者分野の青年海外協力隊は奮闘しています。

Q. 言葉や文化の違いなど大変なこともあったのではないですか?

A.タイ語はとても難しいです。ソーシャルワークには「話す」能力と「聞く」能力が重要です。思いが伝わらず悔しいことも多々あります。しかし、周囲の人たちは私の拙いタイ語を一生懸命聞いてくれ、理解しようとしてくれました。文化の違いで驚くことばかりでしたが、「日本と比べない」をモットーに過ごしてました。今では抵抗なく、手で食事をし、虫も食べ、タイ人の無茶振りに臆することなくいつでもどこでも踊れるようになりました。

Q.これからの目標をお聞かせください。

A.タイは日本より豊かではありません。しかし、心は日本より豊かだと感じました。日本が手本とすべきモノがタイにはありました。タイのボランティア制度(民生委員みたいなもの)、コミュニティの力、家族や親戚の力などタイで学んだことを参考に、地域の特性に合わせたコミュニティのシステムを創りたいと思っています。助け合いが主な目的ですが、高齢者だけでなく、障害者、児童等、自分の力で訴えることができない問題を抱えている人を発見できるシステムになれば、と考えてます。

Q.後輩たちにメッセージをお願いします。

A.日本を外から見ることで、日本の素晴らしいところ、足りないところが見えました。社会福祉分野は先進国に目が向きがちですが、途上国には今の日本に無いものも沢山あります。地域の繋がり、家族関係、インフォーマルサービス、そして何事も全力で楽しむ力。私はボランティアとしてタイに来ましたが、学ぶことが多かったです。皆さんも久留米大学で「社会福祉」を勉強して海外から今の日本を見てみませんか?そのうえで日本の社会福祉を発展させていきしょう!

 

 

尾嵜雅樹さん(平成22年卒業)

よりよい支援を求めて!!尾嵜君の写真

在学中から数多くの資格試験に挑戦。訪問介護養成研修2級,ビジネス実務法務検定2級,ファイナンシャルプランニング(2級)を取得し,そして社会福祉士・精神保健福祉士にも合格。社会人になってからも職場適応援助者(ジョブコーチ)の研修をうけるなどスキルアップを常に心がけている。

職歴

精神科病院で精神保健福祉士として勤務したのち,現在,特定非営利活動法人福岡県障害者雇用支援センター「あゆむ」に勤務。

インタビュー

Q.大学で社会福祉を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

A.母が高齢者のデイサービスで介護職をしていたことがきっかけです。母が毎日「Aさんとこんな話をして楽しかった」や「Bさんが笑ってくれてうれしかった」などの楽しい話を聞かせてくれ、その話を聞いているうちに福祉の仕事はとても楽しそうな仕事だと徐々に興味を持つようになりました。そして、母のように楽しく福祉の仕事をして周りの人を笑顔にしていきたいと思いました。

Q.実際に社会福祉学科に入学してみていかがでしたか?

A.入学前、私の中には「福祉=高齢者」というイメージしかありませんでした。しかし、入学してみると高齢者のみならず、障害・児童・医療など様々な分野の勉強ができ、仕事の選択肢の幅がとても広くなりました。3年生になってからゼミも始まり、ゼミとして様々な資格取得(ファイナンシャルプランナー、ビジネス実務法務検定等)へ向け集中して勉強できる環境を整えていただき、福祉のみならず様々な知識を得て、資格を取得するとともに自身の勉強方法の確立にもつながりました。そして無事、社会福祉士・精神保健福祉士を取得することができました。何度も色んな資格試験にチャレンジし、失敗もたくさんしましたがその失敗とそれに伴う成功という経験が今の私に繋がっていると思います。

Q.卒業して精神保健福祉士として働いておられましたね?実際に現場に出てみていかがでしたか?

A.卒業後は精神科病院にて精神保健福祉士として勤めました。主に入院手続きや制度上の手続きや管理を行っていました。また、その他にも患者さんについての理解を深めるために作業療法、食事・排泄介助、病院の仕組みを知るために診療報酬の請求など様々な業務をしていました。業務を行う中で入退院を繰り返す方や働きたくても働くことができない方、地域でうまく生活していけない方などたくさんおられました。その中でも地域で生活するために必要な“働く”ことに着目し、働けるようになるためにはどうしたらよいのだろうかと考えるようになり、地域での就労支援に興味をもつようになりました。

Q. 現在、障害者雇用支援センターで働いておられますが、具体的にどのようなお仕事をされているのか教えていただけますか?

A.私は、就労移行支援事業所という形態の通所施設で障害のある方が一般企業へ就職できるように職業訓練を行っています。実際に利用者の方の作業や社会人としてのマナーなどの指導、職場実習・ハローワークへの同行、企業との連絡調整などを行っています。加えて、訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)として地域で働く障害のある方が職場へ定着できるよう作業支援やご本人と企業の仲介役として調整などを行っています。

Q.「福祉」の仕事の面白さを教えてもらえませんか?

A. “100%の答えがない”ことだと思います。人を相手にする仕事なので、一人一人支援方法は異なります。全く同じケースということは1つもありません。その方に合った支援を考え、実行し、見直し、次へ繋げる・・・その繰り返しの中で利用者の方から「ありがとう」などの言葉をいただけたときは非常にうれしく思い、やりがいを感じます。“100%の答えがない”ことでより良い支援を行うためにどうしたらよいかを考える面白さがあり、自身のモチベーションアップにもなっていると思います。

Q.これからの目標をお聞かせください。

A.これからさらに、知識を身につけ経験を積んで、支援が行き届いていないところに必要な支援を届けたいです。そして、たくさんの方に福祉の仕事は今以上に“楽しそうで魅力的な仕事”と興味を持っていただけるようこれからも努力していきたいです。

Q.後輩たちにメッセージをお願いします。

A..大学は“どこの大学に入るか”も大事ですが、それ以上に入った大学で「自分自身がどのように勉強したか」が一番重要だと思います。福祉に興味を持たれた方!ぜひ一緒に笑顔があふれる楽しい福祉の現場を作っていきませんか。きっと自分自身のスキルアップにも繋がってくると思います。

 

 

西川晋司さん(平成24年卒業)

二兎を追わぬものは,二兎を得られず!!西川晋司さんの写真

在学中は部活と勉強を両立。部活では優勝,そして社会福祉士国家試験にも見事合格!充実した大学生活を送る。

現在,飯塚病院医療福祉室の医療ソーシャルワーカーとして勤務。

 インタビュー

Q.大学で社会福祉を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

A.高校時代は3年間部活動しかしていませんでした。

大学進学を考えたときに、当時祖母が認知症を発症し、介護をしていた伯母の苦労している姿を見て何か役に立てる仕事はないかと考え、福祉の道へ進もうと思ったことがきっかけです。

Q.実際に社会福祉学科に入学してみていかがでしたか?

A.入学当初は福祉=介護だと思っていて、将来は介護施設等で働くものだと思っていました。社会福祉士がどのような現場で仕事をしているのか分からず、講義の内容も初めて聞く内容ばかりでとても新鮮だったのを覚えています。学びを深めるうちに高齢者だけでなく、障害者や児童などが社会福祉の対象であると知り、その中で様々な現場で働く社会福祉士に興味を持つことができたことが現在に繋がっていると思います。

Q.将来の仕事に医療ソーシャルワーカーを選んだのはどうしてですか?

A.社会福祉士現場実習で特別養護老人ホームと医療機関での実習において、現場で働く社会福祉士の役割を学び、医療ソーシャルワーカーの業務を知りました。実習指導の方が働く姿を見て、沢山の情報が行きかう現場で福祉職としての専門性を持ち、物事の優先順位を判断する判断力、多職種の中での連携力などを見て憧れを抱き、MSWになりたいと志しました。

Q.実際、働いてみていかがでしたか?

A.現在働いているのは、地域の救急患者を受け入れる急性期病院です。緊急入院をされた方や重症で手術が必要な方など、急性期病院に来られる患者さんには沢山の不安を抱えています。心配事や不安を抱えている患者さんや家族と話し、患者さんにとってよりよい生活が送ることができるように一緒に考えていけることにとてもやりがいを感じています。

Q.医療ソーシャルワーカーという仕事の魅力は何でしょうか?

A.医療現場には沢山の職種がいますが、そのほとんどは医師や看護師などの医療職と事務職員です。医療ソーシャルワーカーは福祉の専門職として働き、患者さん・家族に対して安心した療養生活を送っていけるように多職種と連携して支援を行なえることが魅力だと感じています。それぞれの専門職が、専門的観点から評価・プラン・目標を設定する中で、患者や家族の思いを代弁する役割も医療の現場では重要になってきます。その中で対人援助職として、患者さん・家族のニーズを受容し、支援につなげていくことが最も期待される役割であると感じています。

Q.これからの目標を教えてください。

A.現在は外科の入院・外来患者さんを中心に担当しています。

相談内容は、退院・転院支援、金銭面の相談、介護の問題、家族間の問題など多岐にわたります。その中で患者・家族が病気になっても安心して治療を受け、生活を送っていけるために支援をしていきたいと思っています。がん患者・家族支援を行う相談員として「がん相談支援専門員」の勉強をし、専門員の資格取得を目標としています。

Q.後輩たちにメッセージをお願いします。

A.私自身、大学に入学した当初は、自分が病院で相談員として働くとは全く思っていませんでした。やりたいことがあるのであれば後悔しないようにやり遂げることが大切だと思います。やりたいことをやらずに後悔するぐらいなら、やりたいことをやって後悔するほうが良いと思い、私は大学時代を過ごしました。“今”しかできないことを全力で取り組んでください。


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