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社会福祉学科「平成31年度教員採用試験」合格者インタビュー

社会福祉学科の学生5名(現役)が「平成31年度教員採用試験」に合格しました!

 今、子ども達を取り巻く状況は厳しさを増しています。貧困、虐待、いじめ、不登校、発達障害等、従来の教育的視点のみでは解決できない問題が多々あります。社会福祉学科では、教師として必要な知識の習得は当然として、教育、社会福祉的視点から、一人ひとりの子ども達の心に寄り添いながら、子ども達の個性や能力を伸ばしていける、そのような教員を養成しています。

合格者集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成31年度教員採用試験に合格した社会福祉学科の学生(御井キャンパス本館前)

 今回、今年度、教員採用試験に合格した社会福祉学科の学生に集ってもらい、「教員を目指したきっかけ」、「教員を目指す学生が社会福祉学科で学ぶ意義」等を語ってもらいました。ここに集った学生全員が、「私はやりきった!」と晴れ晴れしい笑顔を見せながら、将来の目標を語ってくれました。

 教員を目指している皆さん、今、子どもを取り巻く状況は厳しさを増しています。ぜひ社会福祉学科で子ども達の心に寄り添いながら、子ども達に関わっていくスキルを習得しませんか?社会福祉学科で教員を目指す意義を理解していただき、ぜひ同じ志を持つ仲間と一緒に頑張っていただきたいと思います。

集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達一人ひとりが勝利者!そんな笑顔を見せる社会福祉学科の学生達

 

 

馬場江梨香さん

馬場さん出身高校:福岡県立小郡高校
採用自治体:福岡県 小学校

Q.教員を目指したきっかけを教えてください。
A.小学校高学年の頃の担任の先生に憧れたからです。中学生の頃、障害のある同級生がいじめを受けていました。しかし、一人ひとりの個性を認めてくれる担任の先生のおかげで、とても仲のいいクラスになり、いじめは無くなりました。私も担任の先生のように子ども達のありのままを受け入れ、成長を支えられる教師になりたいと思いました。そのため、大学では小学校だけではなく、特別支援教育についても学んでいます。

Q.教員採用試験の合格のためにどんな準備をしましたか。
A.教員採用試験で1番大切にしたことは「時間管理」です。大学生は、時間割を自分で組んだり、アルバイトをしたりと、時間の使い方が比較的自由です。しかし、私は時間をうまく使うことが苦手でした。そこで1日1ページの手帳を使って、勉強する時間を資格化し、習慣化しました。また、私と同じように教師を目指す仲間が集まって、問題を出し合ったり、面接の練習をしたりしました。教員採用試験は、筆記試験だけではなく、人物試験がかなりの割合を占めているので、ともに勉強する仲間の存在はとても大きかったです。また、学内で開かれる課外講座に参加し、学外の友人と一緒に勉強することで、教員採用試験のモチベーションをあげていました。

Q.教育実習はどうでしたか。
A.小学校、中学校、特別支援学校で教育実習をさせていただきました。まだ大学生なので「教育実習生」ですが、子ども達にとっては「先生」であり、今までの人生で味わったことのない責任を感じました。実際の授業では、全くうまく出来ず、自分の教材研究や子ども達の理解の甘さを痛感しました。落ち込んだり、泣いたりしたこともありましたが、実習校の先生方からのアドバイスや、子ども達の「先生の授業好きだよ」の言葉に何度も何度も励まされました。最終日には、色紙やアルバムももらい、いつも見える場所に飾っています。一生の宝物です。

Q.どんな教師になりたいですか。
A.私の理想は、「専門性」と「人間性」を兼ね備えた教師です。教師という職業は、わかりやすく、楽しい授業ができることを基本として、子ども達には一人ひとりの個性にあった指導が必要だと考えるからです。理想の教師像に一歩でも近づけるように、日々学び続ける姿勢を大切にしていきたいです。

Q.教員を目指す学生が「社会福祉学科で社会福祉を学ぶ意義」を教えてください。
A.教育的な視点だけではなく、社会福祉的な視点を持っていることは、社会福祉学科の「強み」であると思います。文科省の調査では、通常学級に在籍する小中学生のうち、発達障害の可能性のある子どもが数%程度いることが明らかになりました。子ども一人ひとりのニーズに応じた教育的支援を考えるなかで、社会福祉的な視点はとても役立つと思います。

Q.後輩達へメッセージをお願いします。
A.教員採用試験の合格を勝ち取るまで、本当にきつくて、きつくて倒れてしまうのではないかと思いましたが、倒れませんでした。ですから、自分の限界を超えるような努力をする、自分が納得ができるまで頑張ってください。

 

川崎実沙さん

川崎美沙さん出身高校:福岡県立嘉麻高校
採用自治体:福岡県 小学校(英語有資格者)

Q.教員を目指したきっかけを教えてください。
A.小学校3,4年生の担任の先生がクラス全員の子ども1人ひとりを分け隔てることなく大切に関わっておられました。そんな恩師の姿に憧れ,いつしか「教員になりたい」と思うようになりました。小学校教諭は,学びはじめの子どもが成長していく大切な時間を共に過ごすことができます。私はその役割の重要性に魅力を感じました。

Q.教員採用試験の合格のためにどんな準備をしましたか。
A.ボランティアに参加し,子どもと関わる機会を積極的に見つけていきました。私は保育士資格の取得も目指しているので,児童養護施設や保育園に実習に行くなかで,子どもとの関わり方や大人としてどう振る舞うべきかということを考えることができました。そして合格のためには,とにかく,勉強,勉強です。「絶対合格するんだ!」という強い気持ちを切らさないようにするために,一次試験が終わっても模擬授業や面接対策,ピアノの練習等を行いました。教員採用試験の合格は1人だけでは勝ち取ることはできません。そのため,同じ志を持つ友人,先生方に相談することも大事です。

Q.教育実習はどうでしたか。
A.毎日の睡眠時間は少なく,楽しいことばかりではありません。時には弱音を吐きたくなることもありましたが,自分に喝を入れながら,教室に行くと,子どもたちは私のことを待っていてくれます。自分が関わった結果,子どもに変化が感じられた時,とてもやりがいを感じることができました。教師を目指して良かったと感じる瞬間でした。

Q.どんな教師になりたいですか。
A.子どもの可能性を信じ,子どもが将来にわたって「個性」や「能力」を発揮することができるように,1人ひとりに寄り添うことのできる教師になりたいです。人それぞれ得意,不得意があり,発達の段階は異なると思います。だからこそ,その子どもの出発点に合わせた全ての子どもを大切にした教師になりたいと考えています。

Q.教員を目指す学生が「社会福祉学科で社会福祉を学ぶ意義」を教えてください。
A.社会福祉学科で社会福祉を学ぶなかで,その人を一側面から捉えてはいけないことを学びました。子どもとの関わりのなかでも,子どもの行動の背景をしっかりととらえる視点を持つことができると思います。現在は発達障害,貧困,虐待,いじめ等,子どもを取り巻く状況が深刻さを増すなかで,社会福祉の視点から,子どもへの支援を考えていくことができる。これは私の強みだと思います。

Q.後輩たちへのメッセージをお願いします。
A.私は大学受験は思うようにいかず,挫折も味わいました。しかし,今こうして,幼い頃からの「夢」を叶えることができました。むしろ,ここに久留米大学文学部社会福祉学科に入学できたことで,多くの「経験」と「学び」を得ることができ,本当に良かったと思っています。どんな経験も無駄なものはありません。むしろ失敗からのほうが学ぶことはたくさんあると思います。だから「挑戦する心」をもって根気強く頑張ってください。そこから見えるものがあると思います。

 

佐保明日香さん

佐保明日香さん出身高校:佐賀西高等学校
採用自治体:佐賀県

Q.教員を目指したきっかけを教えてください。
A.私が教員を目指したきっかけは、子ども達に勉強を教えることが大好きだからです。もともとは子どもが好きで、保育士を目指して、この久留米大学文学部社会福祉学科に入学しました。しかし、この大学で教職の授業を受けているうちに、教育の大切さや楽しさ、難しさを知りました。そして、社会福祉学科の先生方の講義を受けるなかで、様々な教授法に出会い、教育の魅力に引きつけられました。私も子ども達の立場にたって、理解しやすいような授業を工夫したいと思いました。

Q.教員採用試験に合格するためにどんな準備をしましたか。
A.学内の課外講座を受講したり、英検2級の資格を取得したりと、社会福祉の専門科目はもちろん、教員採用試験に必要な知識の習得に力を注ぎました。また10月を過ぎたあたりから、過去問を解いたり、仲間と一緒に教員採用試験者のための教室で勉強しました。私は短気集中型ではないので、早めに勉強に取りかかりました。勉強意外には、特別支援学校のボランティアや塾でのアルバイト、家庭教師等をしました。今振り返ると、これらの経験が二次試験での面接に役立ったと思っています。

Q.教育実習はいかがでしたか。
A.本当に楽しかったです。日誌や授業準備等は大変な事も多かったですが、私は「絶対に小学校の先生になりたい!」という気持ちが高まりました。2週間という短い教育実習の間でも、大先輩の先生方から学ぶことはたくさんありました。「もっともっと指導担当の先生の隣で学んでいたい!」と思う2週間でした。子ども達から学ぶこともたくさんありました。何事にも子ども達と本気で向き合い、チャレンジすることが大切だと学びました。

Q.どんな教師になりたいですか。
A.私は学び続ける教員になりたいと思っています。子ども達は一人ひとり違い、子ども達を成長へ導く指導は、子ども達の実態に応じて変わります。教師は目の前の子ども達にとって最善の教育をし、子どもたちの実態に沿った指導方法を実施します。そのためには、子ども達の特性や様々な指導方法を学び続けるべきだと思います。私は常に学び続け、子ども達と一緒に成長していく教員になりたいです。

Q.教師を目指す学生が「社会福祉学科で社会福祉を学ぶ意義」を教えてください。
A.福祉と教育は決して別領域ではなく、私は共通しているところがたくさんあると思います。例えば、社会福祉はクライエントの「できること」を伸ばしていき、たとえ何らかの支援が必要であったとしても、最終的には自分で問題を解決できるように支援していきます。このことは教育でも同じだと思います。子ども達が自分の力で問題に向き合い、自分で未来を切り開いていくよう支援していくことが、教師の役割だと思います。社会福祉学科で学んだことは教育でも活用することができ、私自身、教育を教育の視点からだけではなく、社会福祉の視点からも考えることができるようになりました。物事を多角的にとらえる能力を習得できる、それが教育学部にはない、社会福祉学科の強みだと思います。

Q.後輩達へのメッセージをお願いします。
A.久留米大学は「自分の力を最大限に発揮することができ、大きく飛躍できる大学」です。社会福祉学科の先生方は豊富な知識や経験をお持ちです。先生方の講義を主体的に聞くことがまず第一歩だと思います。自分の力を信じることができるようになるまで、仲間とともにチャレンジし続けてください。応援しています。

 

田中志歩さん

田中志歩さん出身高校:大分豊府高校
採用自治体:大分県 特別支援学校

Q.教員を目指したきっかけを教えてください。
A.両親が教師ということもあり、小学生の頃から教師に憧れを持っていました。また、子どもに関わることが好きで、教えることも楽しく感じていたので、教師を目指しました。

Q.教員採用試験に合格するためにどんな準備をしましたか。
A.大分県は3次試験まであるので、最終合格を目指して、各試験の勉強を同時進行でしました。

Q.教育実習はいかがでしたか。
A.実習初日に「合格」がわかり、より身の引き締まる思いで、実習にのぞみました。ご指導いただいた先生方もとても熱心に指導してくださいました。指導案や教具の作成が個人的にとても大変でしたが、子ども達はとても可愛く、楽しい実習でした。

Q.どんな教師になりたいですか。
A.子どもの良いところを見つけ、その子の能力を伸ばしていける、そんな教師になりたいです。

Q.教員を目指す学生が「社会福祉学科で社会福祉を学ぶ意義」を教えてください。
A.社会福祉学科で学んだ「傾聴」と、現在の子ども達の取り巻く状況を考えると、社会福祉の関連領域を学ぶことは、これからの教員人生に「必要な資質」と「感性の豊かさ」を習得することができました。

Q.後輩達へメッセージをお願いします。
A.自分を信じて、志を同じくする仲間と共に助け合いながら勉強していけば、必ず合格できます。最後まで夢を諦めずに走り抜けてください。

 

 

村田真歩さん

村田真歩さん出身高校:広島新庄高校
採用自治体:福岡県 特別支援学校

Q.教員を目指したきっかけを教えてください。
A.もともと,誰かに何かを教えるということが好きだったのですが,小学校6年生の時の担任の先生に憧れを抱いたことがきっかけです。当時クラスに障害を抱える友達がいました。しかし,私は,自分たちと同じようにできない友達を仲間はずれにしてしまった経験があります。そのようなとき,担任の先生が,「障害とはどのようなことなのか」,「友達の障害とはどういう障害なのか」,クラスの子ども達全員に話しをされました。そこから,障害について理解できるようになり,障害を抱えていたとしても,クラスの仲間だという大切なことを教えてくださいました。先生みたいな教員になりたい,そして障害を抱える子ども達と関わっていきたいと強く思うようになりました。

Q.教員採用試験の合格のためにどんな準備をしましたか.
A.3年生の冬頃から本格的に勉強を始めました。一人で勉強することはもちろんのこと、学内で集中的に開講されている「教員採用試験対策講座」を受講したり、学内に教員採用試験受験者のために用意された「教職学習室」を利用して、同じ志を持つ仲間と一緒に切磋琢磨し合いながら勉強をしました。その他にも、実践的な学びをしたいと考え、毎週大学近隣の小学校(特別支援学級)へボランティアに行っていました。ボランティア活動で、実際に子どもと関わるなかで、障害特性を理解したり、学校組織について学ぶことができました。

Q.教育実習はいかがでしたか。
A.正直、「本当にこの道を選択して正解だったのか」と自問自答する実習になりました。私が担当したクラスは重度のクラスで、介助を必要とし、言葉でコミュニケーションをとるということが難しい、そんなクラスでした。自分の思っていることや、伝えたいことをその時その時で言葉で伝えることができないもどかしさもあってから、叩かれたり、蹴られたりすることもありました。そのような時は、私自身が、心が折れそうになりました。しかし、生徒が微笑んでくれたり、誰かのために自分が出来ることを一生懸命しようと頑張っている姿を見たとき、どんなことがあっても、やっぱり「子ども達は可愛いな」と思い、元気をもらうことができました。「困難の先に感動がある」ということを教えてくれた実習先の先生の言葉の意味が、少しだけわかったような気がしました。

Q.どんな教師になりたいですか。
A.私が理想とする教師は、子どもの可能性や良さを引き出せるような教師です。そのためには、これからも学び続け、どのような時でも子どもに寄り添う教師でありたいと思います。

Q.教員を目指す学生が「社会福祉学科で社会福祉を学ぶ意義」を教えてください。
A.子ども達を取り巻く状況が厳しさを増すなか、教育の現場では社会福祉的視点や社会福祉的介入が必要とされているように思います。そのため、社会福祉学科で社会福祉の専門性を習得した学生が教育に携わることはとても大切なことだと思います。私は、相談援助実習で児童分野を選択肢、児童相談所と児童養護施設で実習をしました。実際の児童福祉の現場をこの目で見て、学んだこと、感じたことは、教育の現場でも役立つと思っています。

Q.後輩達へメッセージをお願いします。
A.ぜひ「これだけは誰にも負けないもの」を学生時代に見つけてください。それが光るときや役立つときが必ず来ると思います。