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教員紹介(遠山潤)

遠山潤

1.先生の役割、専門とされている図書館情報学について教えてください。

久留米大学は、文系の学生さんに図書館の司書資格を与えるという資格制度を持っています。私はそのための専任教員として図書館の専門的業務を担える知識と能力を養成する授業を行い、毎年、久留米大学全体の図書館司書を希望する60〜70人程の学生さんを教えています。私の専門が「図書館情報学」なので、情報社会学科では、論文の最後に書く「参考文献」について考え方や書き方を教えています。論文では既存の論文には無い、小さくても何か一つ新しい結果や発見があることが必須条件となりますが、論文が既存の論文に基づくものであることを確かめることができ、既存の論文にない「新しさ」を担保するものとして参考文献リストがあります。

遠山潤インタビュ―

2.学生の皆さんは、どういう目的を持って先生のゼミに入るのですか?

図書館に興味があるという理由で入ってくる学生さんが多いです。図書館についての卒論を書きたい場合、私は学会などを通して九州地区の図書館員との人的ネットワークを持っているので、各地の図書館にインタビューがしやすいという利点もあります。そのような点で私のゼミは図書館への就職を希望している学生さんにとって役に立つと思います。

3.図書館情報学という学問を通じて、身につけて欲しい能力は何ですか?

司書資格を取ろうと思うなら、本を読めと言われる前に自分から本を読む習慣を付けるように指導します。そうして習慣的に多くの本を読んでいくと、次第に出版社の名前を聞いただけで、どのようなジャンルの本を多く出している出版社かというようなことを判断する嗅覚が身に付きます。こうした能力は司書の基本的な素養で、図書館で働くにあたって役に立ちます。

遠山潤インタビュー2

4.本を多く読むことにより、どのようなメリットがあると思いますか?

本を多く読む学生は、語彙力が豊富で、自分の考えをストーリー調で論理的に語れる能力があると感じます。せっかく4年間かけて大学に通うのであれば、教養を身に付ける必要があると思います。本は他者の体験を追体験させてくれるので、本を読むことが習慣化すれば年を取っていくにつれて自然と教養が身に付きます。発語(しゃべること)だけが言語活動ではなく、沈黙している時でも言語は活発に活動することができます。そういった言語能力の端緒を掴んで欲しいです。そのためには、古典的なものも含めて本を多く読んで欲しいと思います。


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