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教員紹介(石橋潔)

教員紹介(石橋潔)

1.どのような研究をされていますか?

大学の授業では社会調査法を教えています。アンケートやインタビューを使って世の中の動きをとらえる方法です。

 自分自身の研究としては「対面性の社会学」というものを研究しています。現在、メールやSNSが普及して、人と直接に顔をあわせてコミュニケーションすることが減りつつありますよね。でも、今以上にメールやSNSが普及した時代になっても、直接に顔をあわせなければいけないものに何かあるでしょうか。大学の講義はどうでしょうか。または病院で診察を受けること、またはプロポーズはどうでしょうか。こんな対面性の社会的変化を研究しています。

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2. 研究室にたくさんDVDがありますが、実際の授業で用いるのですか?

はい。できるだけ分かりやすい具体例を示して授業をすすめたいと思っています。ドキュメンタリーやニュースだけでなく、ドラマや映画などを使うことも多くありますよ。社会学や社会調査法の授業では、世の中のさまざまな新しい出来事を紹介しなくてはなりません。だから近未来のSF映画を素材にしたり、現代の恋愛事情をドラマにしたものなどを授業の素材にしたりしています。この間は、家族をレンタルする仕事を描いたドラマで、私たちの家族の今後のあり方を考える授業をしましたよ。

3. ゼミでは実際にどのような活動をしていますか?

卒論を書くための調査やアドバイスが主体です。卒論のテーマは学生自身に自由に決めてもらっています。でもテーマを決めたら、自分でいろんな場所に足を運び、インタビューやアンケートをして卒論を書いてほしいと思っています。

社会学のテーマは、世の中のことに関連するすべてです。だから卒論では、いろいろなことをテーマにすることができます。家族のゆくえや若者の今後。流行現象や趣味、仕事の現状・・・。どんなテーマでもよいけれど、できれば、私たちが今、当たり前と思って変化しないと思っているけれど、しかしその背後でどんどん、その当たり前と思っていることが変化しているようなこと。そうしたことをとりあげて書いてほしいと思っています。

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4. 情報社会学科の学生に、どのように育って欲しいと思いますか?

「社会は変化する」ことに気づくことのできる人に育ってほしいと思っています。社会というものは、誰もがそれを当たり前だと思うことで成り立っています。そして、みんな、当たり前なことは、これからもずっと同じで変わらないと思いがちです。

でも社会学や社会調査というものは、変わらないと思っていることがどんどん変化していく様子を明らかにしようとします。つまり、それが当たり前で変化しないと思っていることがどんどん変化する。常識は変化し、流行も変化し、仕事も、家族も、人と人との関係も変化していく…。そのことに気がついて、そのうえで、何が変化し、何が変化せずに残っているかを考える。そういうことのできる学生になってほしいと思っています。

こんな社会学を学んだ学生は、色々な職業や業種で活躍することができるはずです。常識や当たり前にとらわれない発想力は、どんな仕事でも重要なことです。人とは違う感性で世の中を見て感じる力をこの情報社会学科で育てて、卒業していってほしいと思っています。


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