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公開講座(日本心理学会第81回大会)

日本心理学会第81回大会において、以下のとおり公開講座を開催します。
一般の方も自由にご参加いただけます。
入場無料、申し込み不要です。
多数のご来場をお待ちしています。

会期

2017年9月20日(水曜日)~22日(金曜日)

場所 

久留米シティプラザ  [〒830-0031 久留米市六ツ門町8-1]

公開講座チラシ

大きく表示する(PDFファイル)(859KB)

 

日本心理学会企画

第1日 9月20日(水曜日) 16時30分~18時10分 2 A /グランドホール

JPAS-004 アニメの心理学III

企画代表者,司会者: 横田 正夫(日本大学)
話題提供者: 片渕 須直#(日本大学/アニメーション映画監督『この世界の片隅に』)
話題提供者: 吉村 浩一(法政大学)
話題提供者: 中村  浩(北星学園大学)
話題提供者: 佐藤 隆夫(立命館大学)

日本のアニメは世界的に視聴者を熱狂させる媒体です。しかし,日本のアニメがなぜ受けるのか,といった点について日本からの発信は比較的乏しく,学問的な検討も多くありません。そこで,これまで私たちは,日本映像学会や日本アニメーション学会と連携しながら映像心理学という枠内で成果を報告してきました。本シンポジウムは,それら研究会の成果を踏まえて,日本のアニメの面白さを心理学的な観点から伝え,新たな視点を提供するものです。これまでに日本心理学会の公開シンポジウムの企画として「アニメの心理学」を2015と2016の2年にわたって開催し,好評でした。しかし開催場所が関東と北海道であったこともあり,日本心理学会の久留米の大会でも,同じ企画で,開催したいと考えました。発表者には,映像心理学に強い関心を持ち,「この世界の片隅に」をヒットさせ,多くの賞を受賞したアニメーション監督の片渕須直先生から動きをどのように作ってきたかについて話題提供をして頂き,それを受けて知覚心理学の吉村浩一先生,中村浩先生,佐藤隆夫先生から心理学サイドからの返答をお願いしたいと思っています。アニメの現場と知覚研究の間での交流が深まることで,相互の理解が促進する場となればと考えています。

 

第2日 9月21日(木曜日) 14時30分~16時10分 2 D /展示室3

JPAS-006 災害復興と心理学

企画: 日本心理学会 東日本大震災復興支援特別委員会
企画者,司会者: 松井  豊(筑波大学)
企画者: 安藤 清志(東洋大学)
話題提供者: 林  大造#(追手門学院大学)
話題提供者: 元吉 忠寛(関西大学)
話題提供者: 矢島 潤平(別府大学)

日本心理学会は,東日本大震災発生の数日後に復興支援特別委員会を設置して「震災からの復興のための実践活動及び研究」に対して助成を行いました。その後も毎年この助成を継続し,昨年からは東日本大震災以外の災害に関連した研究・実践活動にも対象を拡大しました。これまで助成を受けたグループの活動成果は,年次大会において助成対象グループの発表コーナーを設置してポスター発表をお願いしたり,学会企画のシンポジウムを開催したりして,大会参加者とのコミュニケーションを促してきました。この大会でも,引き続きシンポジウムを開催して最近助成を受けた3つのグループに活動の報告をしたいただくことになりました。活動の成果を皆で共有するとともに,震災から6年半を迎えた現在,心理学会として以後どのような貢献ができるのか皆で考える機会としたいと思います。

 

第3日 9月22日(金曜日) 11時20分~13時00分 2 D /展示室3

JPAS-010 社会で活きている心理学―認定心理士の会/認定心理士の活動をアカデミアへ還流する―

企画: 日本心理学会 認定心理士の会
話題提供者: 田中 芳幸(京都橘大学)
話題提供者,司会者: 渡邊 伸行(金沢工業大学)
話題提供者: 中村 由美#(放送大学)
話題提供者: 小谷野博之#(子供・若者支援センター)
話題提供者,司会者: 髙瀨 堅吉(自治医科大学)
指定討論者: 佐藤 隆夫(立命館大学)
指定討論者: 横田 正夫(日本大学)

日本心理学会認定心理士は,心理学の専門家として仕事をするために必要な最小限の標準的基礎学力と技能を修得していると,日本心理学会が認定した方に与えられる資格である。現在,有資格者は50,000人に上り,日本心理学会は,認定心理士資格取得者の相互連携や,資質・技能の向上をはかることによって,人々の心の健康と福祉の増進に寄与することを目的として,2016年4月1日に日本心理学会の下部組織として,「認定心理士の会」を設立した。本シンポジウムでは,はじめに,昨年度発足した認定心理士の会について概説し,次に,発足後,同会幹事会が開催した企画を紹介する。また,認定心理士資格が社会でどのように活かされているのかについて,個々の認定心理士の活動を紹介し,「社会で活きている心理学」をアカデミアに還流する。最後に,認定心理士の会の今後の活動の展望について述べ,今後の会の在り方を指定討論者,フロアの参加者を交えて議論する。

 

第3日 9月22日(金曜日) 13時40分~15時20分 2 A /グランドホール

JPAS-011 「データの時代」の心理学を考える

企画: 日本心理学会 教育研究委員会 講演・出版等企画小委員会
企画者,司会者: 原田 悦子(筑波大学)
企画者: 池田まさみ(十文字学園女子大学)
話題提供者: 小林 亮太#(国立情報学研究所)
話題提供者: 那須川哲哉#(日本アイ・ビー・エム株式会社,東京基礎研究所)
話題提供者: 三浦 麻子(関西学院大学)

近年,社会全体の情報化が急速に進み,世界中に「手軽にアクセスし,使えるデータ」にあふれる時代になってきました。18世紀から始まった「科学としての心理学」は,これまで自分たちで精確なデータを作り出すことで人の心や行動を明らかにしようとしてきましたが,今,データの時代を迎えて,「もっと違うアプローチ」で人にせまる可能性が見え始めてきています。このシンポジウムでは,いち早く多くのデータを用いることで新しい領域を切り開いている,神経科学・人工知能・情報科学から最新の研究成果と心理学への期待についてお話を伺いながら,これからの「科学としての心理学」の可能性,あるべき姿を考えたいと思います。

 

第3日 9月22日(金曜日) 15時40分~17時20分 2 A /グランドホール

JPAS-012 公認心理師法施行にあたって―社会に貢献する心理職を目指して―

企画代表者,指定討論者: 長谷川寿一(東京大学)
企画者: 津田  彰(久留米大学)
企画者,司会者: 横田 正夫(日本大学)
話題提供者: 武田 康久#(厚生労働省)
話題提供者: 子安 増生(甲南大学)
話題提供者: 利島  保(広島大学)
指定討論者: 丹野 義彦(東京大学)
指定討論者: 箱田 裕司(京都女子大学)

公認心理師法は,いよいよ本大会直前に施行予定の運びである。本シンポジウムでは,公認心理師を所管する厚生労働省の担当課長(武田康久氏),公認心理師カリキュラム等検討会委員の子安増生氏(日本心理学諸学会連合理事長),心理職の国資格化に長年,尽力・提言されてきた利島保氏(日本学術会議心理学・教育学委員会心理学教育プログラム検討分科会委員長)の三氏から,公認心理師法施行までの経緯,カリキュラム,経過措置等の概要,公認心理師のあるべき姿等について話題提供していただく。また,日本心理学会公認心理師に係るワーキンググループメンバー,日本学術会議会員の3名による指定討論を行う。このシンポジウムを通じて,我々心理学者が,公認心理師をどのように育成し,社会の各方面での公認心理師の活躍をどのように支援していくかを考えていきたい。

 

準備委員会企画

第1日 9月20日(水曜日) 11時20分~13時00分 2 A /グランドホール

IS-001 ストレスと健康支援のための新たなアプローチ―産学官連携の多様な展開―

企画代表者: 津田  彰(久留米大学)
話題提供者: 岡村 尚昌(久留米大学高次脳疾患研究所)
話題提供者: 樽本 修和#(帝京平成大学)
話題提供者: 矢田 幸博#(花王ヒューマンヘルスケア研究所/筑波大学)
話題提供者: 平田  実#(経済産業省九州経済産業局)
指定討論者: 坂野 雄二(北海道医療大学)
司会者: 山崎久美子(防衛医科大学校)
司会者: 山田冨美雄(関西福祉科学大学)

日本心理学会機関誌「心理学ワールド」の創刊号(1998年)は,「ストレス研究最前線」の特集を組んだ。爾来20年,ストレスによる健康被害は一層深刻化し,社会問題化している。ストレス対策の必要性が社会のさまざまな場所や立場で求められ,書店をはじめインターネットや端末アプリにも,ストレスマネジメントに関する情報とツールが氾濫しているにもかかわらず、である。これまでの取り組みの何が限界で,なぜ成果が上がらなかったのか。Well-being を支援する心理学への社会のニーズは,公認心理師制度の始まりとあいまって,ますます拡大しており,ポジティブ心理学を包摂した次のステージでの展開に期待が寄せられている。情報化と超高齢社会が進む中で,「ストレス対策と健康支援」のための新たなアプローチを議論し,効果的な方策を模索することは学術的のみならずハイインパクトな社会的波及効果があると考える。そこで今回の公開シンポジウムでは,産学官が連携した多様な展開について,健康心理学,統合医療実践,ヘルスケア製品開発の企業,政策提言を司る行政などの立場と視点から話題提供いただく。心理学の分野に革新をもたらす新たなストレス研究と健康支援に向けた実践の創出,持続可能な新たな社会システムの構築などを議論することで,健康寿命に導く国民のwell-being と健康行動が推進されることを期待する。

 

第2日 9月21日(木曜日) 11時20分~13時00分 2 A /グランドホール

IS-002 ゲームと心理学―人間はどう考えているか―

企画代表者: 木藤 恒夫(久留米大学)
企画者,指定討論者,司会者: 松原  仁#(はこだて未来大学)
話題提供者: 中谷 裕教#(東京大学)
話題提供者: 斉藤 康己#(京都大学)
話題提供者: 伊藤 毅志#(電気通信大学)
話題提供者: 稲葉 通将#(広島市立大学)

ゲームは心理学,認知科学,脳科学,人工知能などでよく研究題材として取りあげられてきた。心理学,認知科学,脳科学では人間の思考プロセスを研究するためにゲームを取り上げて人間が次の手をどのように考えて決めているかを探求してきた。一方で人工知能では,ゲームはルールが明確で勝ち負けによる評価が容易などの理由で題材として取り上げられてきた。人工知能は強いプログラムを作ることが目的なので必ずしも人間の思考プロセスの真似はこだわらないが,参考にするために人間が次の手をどのように考えて決めているかを探求してきた。将棋と囲碁で最近コンピュータが人間のプロ棋士に勝ったことが話題になっているが,将棋と囲碁のプロ棋士がどう考えているかは依然として興味深い問題である。ここではゲームとしていま注目を集めている将棋,囲碁,カーリング,人狼を取り上げる。将棋は脳科学の中谷裕教,囲碁は認知科学の斉藤康己,カーリングは認知科学の伊藤毅志,人狼は人工知能の稲葉通将からそれぞれの研究について話題提供を受け,改めて人間が次の手をどのように考えて決めているのかを探求したい。

 

第2日 9月21日(木曜日) 14時30分~16時10分 2 A /グランドホール

IS-003 心理職・医療職・教育職はいかに地域連携するのか
―ADHD児
を対象にしたサマートリートメントプログラム(Stp)の協働・連携の実践から―

企画代表者: 岡村 尚昌(久留米大学高次脳疾患研究所)
話題提供者: 山下裕史朗#(久留米大学)
話題提供者: 向笠 章子#(広島国際大学)
話題提供者: 梅野 昌子#(善導寺小学校)
司会者: 多田 泰裕#(くるめStp)

STP はADHD のある子どもと家族のための集中治療プログラムで,治療,研究,教育の3つの機能がある。私たちは,北米以外で初のSTP を福岡県久留米市で2005年から13年実践してきた。ADHD 児を中心にして彼らが自分の問題行動を理解し,修正できるようになるために,医師,看護師,教師,心理士のスタッフの指導のもと,研修を受けた学部,大学院で心理学を専攻する学生カウンセラーが子どもたちに直接指導をする。このプログラムは同年齢の子ども12名のグループの中で,毎日7時間を学習センターやレクレーション活動で過ごし,グループとして行動することや友達づくり,おとなとの適切なかかわり方を学ぶ。現職の教師が担当する学習センターでは,学習する基本的な態度を学ぶ。このような行動修正プログラムは終日行われる。STP は,スタッフや学生の臨床研修・教育にもとても役立ち,地域での教育,医療,心理の協働・連携システムの新しいモデルになっている。シンポジウム当日はADHD 児の学校適応を地域援助の基に,教育班,医療班,心理班の代表から話してもらい,その協働・連携がどのようにSTP の子ども・家族に効果を生み,関わるスタッフ・学生へ影響したが皆様と情報共有できたら幸いである。

参考文献: 山下裕史朗,向笠章子編:夏休みで変わるADHD をもつ子どもための支援プログラム―くるめサマー・トリートメント・プログラムの実際― 遠見書房,東京,2010.

 

第2日 9月21日(木曜日) 16時30分~18時10分 2 A /グランドホール

IS-004 あなたの睡眠は大丈夫?―睡眠をもっと知って快適な生活を!―

企画代表者: 日高三喜夫(久留米大学)
話題提供者: 内村 直尚#(久留米大学)
話題提供者: 松本 悠貴#(久留米大学)
司会者: 吉田 典子#(久留米大学)

近年わが国では,「24時間社会」と言われ,大人から子供まで人々の生活は夜型化し,就寝時刻が遅くなり,それに伴い睡眠時間も短縮している。日本人の多くが睡眠不足の状態で生活しており,事実,成人の約5人に1人が不眠などの睡眠の問題を抱えているといわれている。睡眠不足や不眠は昼間の眠気や全身倦怠感,集中力低下,不安・イライラ,抑うつ感を生じ,さらに,肥満,糖尿病,高血圧などの生活習慣病の誘因や増悪因子となり得る。ところで,睡眠を充分に確保することが身体的休息だけではなく,脳やこころの休息につながり,また,睡眠中はストレスから解放される時間である。「眠れているかどうか」はメンタルヘルス対策の上では予防という観点からも重要であり,「眠れない」ことは注意サインとなり,本人も周囲の者も気付きやすい。すなわち良質の睡眠がQOL(生活の質)の向上につながる。本シンポジウムでは始めに睡眠の心身に与える影響について概説し,次に睡眠に関して入眠や中途覚醒などの質的問題,睡眠時間や充足感などの量的問題,起床・就寝時刻の規則性などのリズム(位相)の問題などを簡単にチェックできる我々が開発した3次元型睡眠尺度(3Dss)を使って,自分にどういった睡眠の問題があるのかを確認してもらい,その上で皆さんが睡眠と上手に付き合い,充実した生活を送り,健康寿命を延ばすための夜間ぐっすり眠って昼間すっきりする“コツ”をアドバイスします。

 

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