大学院 医学研究科入試情報

学生募集要項(修士課程・博士課程)

久留米大学大学院医学研究科では、修士課程・博士課程ともに年度2回(8月・1月)入学試験を実施しています。どちらかの入学試験で合格し、所定の入学手続きを行った方が、翌年度4月に入学することができます。また、令和5年度から博士課程秋期入学の学生を募集いたします。こちらは、10月からの入学になります。
 令和6年度 入学試験募集要項は、修士課程・博士課程ともに本ページから願書等のダウンロードが可能です。(※冊子での配付はありません。)
 このほか、科目等履修生制度もあります。入学試験に関するご質問などございましたら、お気軽にお尋ねください。

以下より令和6年度 学生募集要項をダウンロードできますので、ご参考ください。

医学研究科修士課程(外国人留学生) Master's  Programs for International Students

Application Guidelines for Graduate Students (Master 2024) (PDFファイル)(614KB)

学生募集におけるTOPICS

(1) 修士課程に新専攻「総合生命科学・バイオ統計学専攻」を開設

平成31年4月より、本研究科修士課程に新専攻「総合生命科学・バイオ統計学専攻」を開設し、これまで医科学専攻に含まれていた分子生命科学群、バイオ統計学群を移行し、総合生命科学・バイオ統計学専攻として設置し、双方に長けた人材の育成に努めることにしています。

(2) 修士課程及び博士課程外国人留学生向け学生募集要項(英語版)の掲載

国際化への対応として、修士課程及び博士課程学生募集要項の英語版を掲載しています。

(3) 修士課程看護学専攻の設置、博士課程社会医学系専攻に看護学を開設

平成28年度より本研究科修士課程に看護学専攻(修士論文コース・専門職養成コース)を設置しています。

修士論文コース

アカデミックコースとして、グローバル社会における学際的視点で、看護実践の研究的検証を通し、柔軟に思考、行動でき、看護の発展に寄与できる高度な看護者、教育・研究者の養成を目指します。

専門職養成コース

医療、看護に必要な高度な専門知識、技術に基づく的確な判断・実践力、及び教育力、調整能力に優れ、研究遂行能力を備えた看護実践者の養成を目指します。

1. 修士論文コース「看護教育管理分野」

看護教育・看護管理・医療安全・情報を主軸として理論、方法論、哲学、倫理を学び、研究的検証を通し、柔軟に思考、行動でき、看護の発展に寄与できる高度な看護者、研究・教育者を養成します。
受験を希望される方は事前に担当教員までご相談ください。

2. 専門職養成コース「がん看護分野 CNS養成」

地域および施設におけるがんの予防から終末期の緩和ケアまでの全過程において、がん看護のスペシャリストとして必要な看護実践力、がん医療チームにおける教育、相談、研究、倫理調整の役割が果たせる人間性豊かな人材を育成し、医療を受ける人々とその家族、医療機関で働く人々、地域の人々への貢献を目指すことを目的としています。専門看護師「がん看護」受験に必要な履修科目を設けた本教育課程は、高度実践看護師教育課程(38単位)として日本看護系大学協議会より正式に認定を受けています。また、本課程では、平成29年度がんプロフェッショナル養成プランへの共同採択により、大学の特色を生かした教育プログラムを構築し、がん医療の新たなニーズに対応できる優れた「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」の育成に寄与すべく平成30年度から緩和ケア地域連携教育論を組み込んだ履修内容があります。
受験を希望される方は事前に担当教員までご相談ください。

3. 専門職養成コース「感染症看護分野 CNS養成」

感染症患者や易感染症患者及びその家族の健康危機を診断・支援するために必要な知識・理論と技術を修得します。優れた臨床判断能力、感染管理能力、探求力をもち、倫理的配慮に優れたケアができるスペシャリスト育成を目指します。本教育課程は、専門看護師「感染看護」に必要な科目を、日本看護系大学協議会の基準に沿って設定しており、高度実践看護師教育課程(38単位)として日本看護系大学協議会より正式に認定を受けています。受験を希望される方は事前に担当教員までご相談ください。

  感染制御看護師【Infection Control Nurse】養成プログラム

21世紀に入り世界では、輸入感染症、新興感染症、再興感染症などの様々な感染症の流行が続き、グローバル化と温暖化によってもたらされた感染症の「新たな時代」と言えます。感染症の問題は世界的にも重要であり、制御活動、疫学調査、支援、ケアにおいて看護師の果たす役割が大きく期待されています。本プログラムでは、これら国際的な感染症問題にも迅速に、かつ組織の中核となってプロアクティブに対応し、疫学・研究的検証を通し、柔軟に感染管理活動ができる、診断のための高度な検査技能、的確な判断、教育力や倫理調整力、看護実践力の育成を目指します。本国際実践コースは、修士論文コース専攻者で医学以外の学問的背景を持つ看護師、保健師、助産師、あるいは感染管理認定看護師、看護大学卒業者(見込み者含む)等の人材も受入れます。

4. 専門職養成コース「老年看護分野 CNS養成」

高齢社会を迎え、高齢者の健康問題に対する医療やサポートシステム等に看護職者の果たす役割は一層期待されるようになっています。これらの役割遂行にあたり、健康問題に対するケアは言うまでもなく、生活環境・家族関係等の支援に関わる専門知識や実践力を身に付けたスペシャリストの育成を目指します。本教育課程は、専門看護師「老人看護」受験に必要な履修科目を、日本看護系大学協議会の基準に沿って設定しており、高度実践看護師教育課程(38単位)として日本看護系大学協議会より正式に認定を受けています。
受験を希望される方は事前に担当教員までご相談ください。

5. 専門職養成コース「小児看護 CNS養成」

様々な健康問題を抱え、施設だけではなく学校を含め地域社会で生活する子どもが増加している社会において看護師の果たす役割が期待されています。本教育課程では、高い倫理観や判断力、高度な知識と熟練した看護技術を用いて、生活する全ての場において子どもや家族のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上を目的とした看護ケアを提供するスペシャリストの育成を目指します。本教育課程は、専門看護師「小児看護」受験に必要な履修科目(38単位)を、日本看護系大学協議会の基準に沿って設定しており、平成26年度に日本看護系大学協議会で正式に認定を受けています。
受験を希望される方は事前に担当教員までご相談ください。

6. 「助産学分野 助産師資格・上級実践」

妊娠期・分娩期・産褥期・乳幼児期における母子及び家族の健康現象を診断・支援するために必要な理論と技術を学び、増加するハイリスク妊産褥期・乳幼児に周産期医療チームとともに対応できる「助産実践能力」と「管理能力」を持つ高度専門職業人(助産師)の育成を目指します。これらのマタニティケアとともに、女性の生涯にわたる性と生殖に関する健康を支援するウィメンズヘルスケアの探求を図ります。さらに、高度なケア・支援の開発・探求に必要な「研究」を通して、生涯を通じた高度専門職業人として自律し、助産学の進化に貢献できる人材の育成を目指し、2つのコースを開設しています。


助産師資格コース

助産学分野基礎科目をベースに、それに連続して周産期ケアや女性の健康支援について学修を深めることにより、高度な助産実践能力を有する助産師の育成を目指します。本カリキュラムは、厚生労働省の基準に沿って助産師の国家試験に必要な履修科目を配置しています。


上級実践コース

教育・実践によるスキルアップを行い、より高度な助産実践能力を修得できるよう、リカレント教育を行います。
受験を希望される方は事前に担当教員までご相談ください。

(4) 個別最適医療系専攻における人材養成

久留米大学大学院医学研究科は平成15年度にそれまでの臨床系専攻であった「内科系専攻」「外科系専攻」を改組転換し、「個別最適医療系専攻」として疾患別に大別した新たな臨床教育・研究の基盤を確立しました。即ち、今までの臨床系講座を基盤とした大学院教育から、外科・内科を問わず、さまざまな角度から教育・研究が実施できるような仕組みを教育カリキュラムに取り入れています。
この専攻系は、平成15年度から19年度まで文部科学省「21世紀COEプログラム」の基盤教育カリキュラムとして、学内外から高い評価を得ています。
今後も若手研究者の育成に個別最適医療系専攻は貢献します。

(5) 長期履修学生制度・科目等履修生制度などの創設

久留米大学大学院医学研究科は社会人の修学支援を行うため、修士課程に長期履修学生制度を開設しました。これは、通常2年間の標準修業年限を3年に延長し、学費は2年分の負担で学修を進めるものです。また、正規の大学院学生としてではないものの、科目等履修生として、特定の分野の学修を進める制度も設けています。

大学院医学研究科入学試験に関するお問い合せ先

〒830-0011
福岡県久留米市旭町67
久留米大学医学部事務部教務課 大学院担当
Tel 0942-31-7528 Fax 0942-31-4374
e-mail:igaku-kyomu@kurume-u.ac.jp
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