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授業紹介(2) 入門科目とカリキュラム改革:2016年5月11日号

 

 みなさん、こんにちは。今回は、授業紹介の第2弾です。

   今回ご紹介するのは、1年生前期(4月~7月)開講の入門科目です。入門科目は3科目あります。

   (1)法学・民法入門

   (2)憲法・刑法入門

   (3)政治学入門        

です。1年生は全員この3科目を受講します。 

     実は、この3科目は、最近行われたカリキュラム改革上とても大切な授業です。

  法学部では、2015年度の入学生から、法律学科と国際政治学科を分けずに、「法学部」で一括入試を行なっています。2年次に上がるときに、学科が分かれます。

  イメージはこんな感じです。

                  nyumon    

     従来、入学時に学科別に募集して、各学科で、取るべき専門科目がかなり多く設定されており、例えば、法律学科に入った場合、国際政治学科の授業を少し取りにくい状況がありました。中には、入学後に学科のミスマッチが生じ、各学科で手続きを経て学科を変更する方もいました。

     しかし、そもそも法律学と政治学は、紛争を取り扱い、その解決を目指すことでは一致しており、共通点が多くあります。むしろ両者の知識を幅広く持つことで、お互いをより深く学ぶことができます。

     そこで、法学と国際政治学の両者に幅広く興味を持ってもらうため、実際に『入門科目』の授業を聴いて、ある程度全体像をつかんでもらった上で、将来の進路を考えながら学科のいずれかを選択することができるようにしました(進路については、例えば、国際政治学科では地歴の教職免許を取ることができますし、最近の国家公務員の試験では政治学や英語が重視されます。そのような情報提供も十分に行います)。また、それと同時に、各学科に分かれた後も、各自の自主的な判断で取るべき専門科目を決めることができる幅を増やしました。

  

  さて、今回ご紹介するのは、3科目のうちの『法学・民法入門』です。特に、民法は、さまざまな資格試験にとってとても重要な科目です。

 受講生は、300人以上いますので、受講生をクラスで半分に分けています。同じ時間帯に、違う教員が違う部屋で担当しています。

  ABCD  クラス                             EFGHクラス

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                          資料配布中

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                          真剣に聴いています。

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  テキストは、統一のものを教員が工夫を凝らして独自に作成して、無料で配布しています。

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  内容は、日本弁護士連合会の法務研究財団が主催している『法学検定』のベーシック(基礎)試験のレベルを基本にして、広く浅く、考え方や用語に慣れてもらい、全体のイメージを理解できる形にしています。憲法・刑法入門も同じです。

  この科目を受講した後に、一人でも多く、11月に行われる法学検定を受検し、合格してもらうことを意図しています。

  法学検定のホームページはこちら http://www.jlf.or.jp/hogaku/index.shtml

  全国レベルの試験を受ける経験は、必ず視野を広げてくれます。そのような方が自分に自信をもって、法学に興味をもち、学問としてより深く探求しようとする傾向が強くみられます。

  

  学修ガイドブックには、授業の体系的な取得の道筋をまとめたカリキュラムツリーも記載しています。

                    nyuumon

 

  なお、学科選択は、入門科目を受けてじっくり考えて、後期の授業が終わる1月末位に各自申請をしてもらい、3月に決まります。学科は、最大限希望を尊重しますが、学科定員との関係でどちらかの学科に偏りが生じる場合には、1年間の成績などで振り分けて決定します。

  ちなみに、法律学科で主要な法律科目をすべてマスターしようとする意欲のある方のために、『法学エキスパート制度』を設けています。これによって、指定された諸専門科目の単位を一定以上の成績で取得した方を、特別に表彰することにしています。

  現2年生にアンケートを取ってみると、学科を入門科目の履修後に決定することについて、大変好評です。例えば、単に公務員になれればとだけ考えて中身をあまり知らずに法律学科に入学するよりも、満足度ははるかに高いようです。

  

  最後に、現2年生が昨年書いてくれた入門科目の感想の一部をご紹介します。

 

・学んだことのない六法や政治学のイメージがなんとなくできたと思います。

・初めての法律の勉強で悩み、考え、不安に思っていたが、久留米大学の入門科目の講義はどれも丁寧でわかりやすく、楽しく学ぶことができた。

・難しいこともあったけど、知識や考え方が身についた実感がある。

・プリントやテキストが配布されて、まとめやすくてよかった。

・法律は難しいと思ったけど、入門で勉強して、思ったよりも楽しく勉強できた。

・初めて法律を勉強するので、入門科目で法律を最初から勉強できたので良かったです。また、学科が分かれていなかったので、法律と政治学の両方を学ぶことができ、コース選択の参考になりました。政治学入門ではディベートもすることもできて、周りの人の意見を聞けていろいろな視点から見ることができました。

・全体的にわかりやすかった。民法に関しては難しいと感じるところもありましたが、大学に入ってはじめて法律や政治の勉強をして、自分が想像していた以上に楽しかったです。これからもっと深められたらと思います。

・新しいことばかりで新鮮でした。当然覚えることも多くて大変だったけど、しっかり授業もわかりやすかったので、とても楽でした。

  それでは、次回まで。