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授業紹介(4) ビジネス実務と法務:2016年6月7日号

 

 みなさん、こんにちは。今回は、授業紹介の第4弾です。

   ゼミの紹介が続きましたので、今回は、1年生向けの特訓授業『ビジネス実務と法務』をご紹介します。

 法学部に来る学生さんは、公務員を目指す方が毎年多くいます。しかし、法律の知識は民間会社でも大変重要です。最近、日本の優良な会社が「法令等遵守(コンプライアンス)」違反で、存亡の危機に立たされる事例が相次いでいます。法令等を遵守することは、会社のリスク管理にとって大変重要であるだけでなく、その先にいる多様な利益関係者(ステークホルダー)の利益を守ることにつながります。これによって会社は社会的責任を果たすことが求められています。

 実社会のメインプレーヤーである民間会社に関連する法律は、民事法関連で、民法をはじめとして、商法、会社法、消費者保護法、製造物責任法、知的財産法、労働法、個人情報保護法など大変多様です。これを理解することは法学部の学修にとっても公務員などの受験にとっても大変有益です。ところが、この民事法が、社会的経験の少ない学生諸君にはなかなかなじみがなく、難解に思われてしまいがちです。何とか、初期の時期に全体を一通り見渡せて、興味をもってもらい、苦手意識を克服する手段がないだろうか・・・と考えて、行き着いたのが東京商工会議所の『ビジネス実務法検定』3級です。

 ホームページはこちらです。http://www.kentei.org/houmu/

 『ビジネス実務法務検定』試験は、毎年2回あります。1回目の試験は7月初旬なので、大学受験で択一式に慣れたフレッシュな一年生が本気で受験すれば何とかなりそうです。パンフレットとテキスト類です。

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 この試験をベースにして、大学らしいアカデミックな要素も加味して独自の教材を作成し、「鉄は熱いうちに打て」式の特訓授業を行っています。毎週項目を決めて、ポイントを要約しアレンジした問題を解かせ、さらに次の回の最初に5分間ミニテストを行っています。独自の教材とミニテストです。

              kentei 

 毎回10分前には席について復習し、5分間ミニテストに挑みます。よーい始め! 

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 授業が始まりました。板書もしてポイントをテンポよく説明していきます。

              bansyo

 問題も当てて、次々と解いていきます。                        kentei  kentei

 あっという間の1時間半です。これを試験日まで10週間続けます。ゼロから始めて3か月の授業で大体半分の学生諸君は合格します。秋の2回目に再チャレンジして合格する人もいます。もちろん、検定試験に合格することが目的ではありません。この合格をステップにして、民間会社を取り巻く法的環境に少しでも興味を持って、専門科目で、よりよい社会の探求を続けてほしいと思っています。その知識や経験が、就職や将来に役立つことがあれば、言うことはありません。

  過去の受講生の感想の一部です。

 

・民事法の領域が見渡せた気がします。毎回ハードでしたが、勉強になりました

・3か月でビジ検3級に合格できました!大学から受験料の補助もあるし、単位も出ます。とても自信がつきました。やってよかったです。今度2級にもチャレンジします。

・1回目では合格できませんでしたが、秋の2回目の試験でリベンジしました。毎回テンポよく、やる気がでます。

・「習うより慣れろ」と言われて、ミニテストの勉強を友人たちと一緒にやりました。次第と、会社の不祥事などの新聞記事も見るようになりました。専門科目の授業が楽しみです。

・私は公務員になりたいと思っています。全国規模の試験を受けて、手ごたえを感じています。世間を見る目ができたような気がして、民間会社でも法が役に立っていることが実感できました。法律を生かせるなら、民間もいいかな~。

・政経をとっていなかったので心配でしたが、新しいことがいろいろ学べてよかったです。賢くなった気がします。

  それでは、次回まで。