研究・産学官連携産学官連携

産学官連携・地域貢献の取り組みで「次代」を創る

久留米大学では産学官連携推進室、研究推進戦略センターにおいて、共同研究や受託研究をはじめ、産学間での研究活動をさまざまな側面から支援しています。その活動は共同研究に向けた最適なテーマ・パートナーの提案をはじめ、実際の研究活動に必要となる契約のサポートや産学間でのネットワーキング構築など多岐にわたります。年間約1100 件を超える実績を持っており、優れた研究成果を創出し、得られた研究成果を社会に還元するため、共同研究・受託研究を積極的に推進します。

研究推進戦略センターについて

久留米大学研究推進戦略センターは、1928年大学創立以来の歴史と英知によって育まれた研究成果を社会に還元するために、その研究成果としての知的財産を迅速かつ効果的に管理・育成・活用していくことを主たる目的とし設置されました。

研究推進戦略センターでは、学長直属の組織として、本学における知的財産の管理・育成・活用のみならず、専門知識を有する人材を活用しつつ、Tlo 等との連携を図りながら、知的財産ポリシーや研究成果等に関する取り扱い・ルールの策定等知的財産に関する専門事項を取り扱います。

センター長挨拶 産学官連携による研究成果の
社会還元を目指して

研究推進戦略センター長・副学長
矢野 博久

久留米大学の運営に対しまして、日頃より温かいご支援をいただき、厚くお礼申し上げます。

今、我が国においては、「知」の創造と活用を図ることに大きな価値が置かれる「知識社会」の到来により、産・学・官のそれぞれのセクターにおいて産学官連携への動機が高まりを見せ、大学の活性化と国家・社会の発展のために産学官連携の一層の強化が必要となっています。

その中で大学は、社会全体の「知」の源泉として重要な役割を担っており、大学の研究成果等を活かすための産学官連携への国家的な期待・要請に応えるため、本学は、研究成果の社会への技術移転を、教育と研究に並ぶ大学の使命と考えています。

また地域レベルでも、地方公共団体による同様の期待の下で、活力ある自立した地域づくりの有力な施策として、大学の独創的コンセプトから生じた技術シーズに基づく新産業創出を目指した様々な取組を行っています。

地域経済の活性化という視点で、自治体・地域企業等との連携を密にしながら、医工連携による幅広い産業ニーズに適応した共同研究の創出、出願特許の質的向上、技術移転の効率化を進めながら、積極的に活動に取り組んでいますので、産業界・行政の皆様のご支援をお願い申し上げます。

過去の実績(一部抜粋)

  • 日本学術振興会
  • 学校法人慶應義塾
  • 国立がん研究センター
  • ファイザー株式会社
  • メビックス株式会社
  • バイエル薬品株式会社
  • 協和キリン株式会社
  • 宇部産株式会社
  • ニプロ株式会社
  • 久留米リサーチ・パーク

研究シーズ紹介