教育理念・目的
経済学部の理念・目的は「ローカルとグローバルの統合的視点を持ち、経済学の知識・発想を生かして地域社会・国際社会の持続的な発展に貢献できる実践的人材を育成する」ことである。
アドミッションポリシー(入学者受け入れの方針)
学部理念に基づく学修を通じて自らを成長させることができる学生を迎え入れることを基本とする。それを実現するため、志願者の学力・意欲・個性等を多面的に評価できる多様な入学者選抜方式を採用し、(1)経済社会の構造を理解する知的能力、(2)グローバルな視野を持つ経済人を目指す強い意志、(3)環境に配慮した地域づくりへの深い関心、(4)スポーツや文化活動で培った自己向上力などの面において、秀でた能力をもつ学生を選抜する。
カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)
1. 教育目標
経済学部の基本理念に基づき、地域社会と国際社会の両方が安定的に発展してゆく道筋や、豊かな経済社会を創造する道筋を考えることができる人材の育成を目標とする。なお、学科の選択は、各学科・コースの内容を理解した上で行えるよう、2年次とする。
2. 学科の教育目標
- 経済学科
経済学の基本的理念を踏まえて、それを実社会で応用できる力を身につける。経済理論・政策コース、国際比較経済コース、金融・情報コースの3つを設定する。 - 文化経済学科
持続可能な社会の形成に必要な、豊かな地域づくりの方法を身につける。地域創造コース、環境・ツーリズムコースの2つを設定する。
3. カリキュラム編成方針
経済学の基本を学んだ上で、その成果を実践できる人材の養成を目標に、次のような方針でカリキュラムを編成する。
- 初年次教育を重視し、大学での自主的学習態勢を身につけさせる。
- 基本教育を重視し、学生全員に経済学の基礎知識を身につけさせる。
- 中核科目から応用科目へと発展的に学ぶことができるように、系統的に科目を配置する。
- 少人数教育によって、個別指導体制を充実させ、各人の個性を発揮できるようにする。
また、各学年の設けた演習や実践的科目を通じて、自ら行動し、問題を発見・分析し、それを発表する能力を身につけさせる。 - 幅広い教養をもつ社会人としてのキャリア形成に資するよう、教養科目・ユニット科目を設ける。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
4年以上在学して、カリキュラムポリシーに基づいて定められた各学科の開講科目を履修し、必要とされる専門知識、問題を発見・分析する能力、コミュニケーション能力、自律的に行動する能力を身につけ、128単位以上を修得した学生に学士(経済学)の学位を授与する。