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法学部国際政治学科 土肥 勲嗣 先生

土肥先生顔写真

政治学は、必ずしも万能ではないが、少なくとも
可能性の学問である

 

法学部国際政治学科
講師 土肥 勲嗣(どい くんじ)

 

※掲載内容は2016年7月発行本学広報誌のものです。

プロフィール

出身地/熊本県
最終学歴/九州大学大学院法学府
取得学位/修士(法学)
本学着任/2015年

Q1.研究テーマ・専門分野について教えてください

政治学を学んでいます。

一般的にはあらゆる人間、集団、さらには政府間における対立や調整が政治学の研究対象といえますが、私が関心を持っているのは現代日本の政治と行政です。

特に公共政策をめぐって地域住民、地方自治体、国の間で対立や紛争が発生した場合、どのような調整あるいは解決が可能なのかを考えています。

Q2.研究テーマ・専門に興味をもったきっかけは何ですか?

学部2年生のときに論文というかレポートが課題として出されました。

字数は1万字、テーマは自由です。

国のダム計画に地域住民が反対しているという新聞記事が気になっていた当時の私は、ダム問題をテーマに選びました。

それがゼミ論文、修士論文、さらには博士論文のテーマとつながっていったわけですから、人生何が起こるかわからないものです。

Q3.研究テーマ・専門と社会との関係について教えてください

学生との集合写真私たちはあらゆる不確実性の中で生きています。

例えば、私たちが暮らしている地域社会では人口減少が進み、持続可能性が問われています。

政治学は、現代社会が直面している問題を解決できる処方箋を直接提示できるような必ずしも万能な学問ではありません。

しかし、関連資料を収集・解釈し、現状を的確に記述し、あらゆる文献を参照しながら分析する社会科学的なアプローチは、問題を直ちに解決できなくても、問題解決の糸口を見出すことには貢献できると考えています。

政治学は可能性の学問であるともいえます。

先生からのメッセージ

久留米は、福岡・熊本・鹿児島・宮崎の縦のラインと、長崎・佐賀・大分の横のラインが交差する九州の結節点に位置しています。

人間の体でいえば心臓部分です。

九州の心臓部分にある久留米大学は、地域全体を元気にする役割が期待されていると思います。

はなはだ微力ではありますが、私もなんらかの貢献ができればうれしいです。

先生のこだわり ~本を読むこと~

お気に入りの本人生も折り返し地点を迎えようとしています。

人間は本を読むことによって多少賢くなれるということがようやくわかるようになりました。

学生と共に、たくさんの本を読み、大いに議論して、私たちの問題に取り組みたいと思っています。