在校生の声

福岡県 久留米商業高等学校出身 江頭 柊亜 さん

江頭 柊亜

想像力・判断力・思考力も養い、
検査データから最善策を導きたい

以前、祖父が検診で病気を早期発見できたことで、大事に至ることなく完治したことがありました。そのときに「早期発見の重要性」を実感したことがきっかけで、私もそういったことに貢献したいと思うようになりました。本校で学んでいて思うことは、一生懸命暗記していた高校時代の勉強とは異なり、ひとつひとつの原理や関連性の理解が大切だということ。

また、入学当初は「検査データ=単なる数字」と思っていましたが、それらの数値が患者さんの状態を表しているとても有機的なものだと考えられるようにもなりました。

臨床検査技師として大切な姿勢は、各項目の数値から患者さんの状態を瞬時に判断して、次に「どのような検査が必要か」「どのような治療が適切か」を考えることだと思っているので、「常に考えられる臨床検査技師」を目指して学び続けていきたいです。

佐賀県 武雄高等学校出身 石橋 美希 さん

石橋 美希

学びの広がりと深まりを感じながら、
「できること」が増えてきました

私は家族や知人に医療従事者が多いこともあり、自分がどのような職種に就こうかと考える中で臨床検査技師を目指すようになりました。

本校を選んだ理由は、高い国家試験合格率と就職率はもちろん、大学病院隣接という環境も魅力的だったからです。これまで学んできた中で「検査結果と疾患」の関連性や複数教科のつながりなどに気づき、理解が深まったときにはさらなる成長を実感します。また、「生理機能検査学」では心電図検査について学ぶのですが、講義と実習を通して波形を読めるようになったり、波形から疾患を推定できるようになったりと、具体的にスキルアップできたときも嬉しいですね。

臨床検査技師は命に関わる仕事であると共に、患者さんの気持ちに寄り添うことができる存在。将来は、コミュニケーションも大切にできる臨床検査技師になりたいと思います。


卒業生の声

2021年度卒業
福岡県 明善高等学校出身
医療法人聖峰会
田主丸中央病院 勤務
山下 文 さん

山下 文

いつまでも成長を続け、
将来的には後進の育成にも関わりたい

高校時代に自分の進路を考えたときに「人の役に立つ仕事をしたい」と思い、私の従姉妹が本校に進学していたこともあって臨床検査技師という仕事に興味を持ちました。

そして調べていくうちに「こういう形で医療に携わることができるのか」と魅力を感じ、志すようになりました。医療に関わる専門的な知識やスキルを養っていく中で、私は「伝える力」も身につけられたと思います。

学内実習や臨地実習では自分の意見を求められる機会が多く、そのような場合にきちんと考えをまとめ、相手にわかりやすく話すことを意識できるようになりました。この「伝える力」は就職試験の面接でも役立ったと思います。今後は、一日でも早く仕事を任されるようになりたいです。さらにチャンスがあれば緊急臨床検査士の資格取得にも挑戦したいと思っています。そしていつかは、後輩技師を指導できるような存在になりたいですね。

2021年度卒業
佐賀県 鳥栖高等学校出身
一般財団法人平成紫川会
小倉記念病院 勤務
藤木 優里花 さん

藤木 優里花

医療現場に立つようになった今も、
学ぶ姿勢を大切にしています

母が病気持ちで幼い頃から検査結果を一緒に見る機会があり、そうした中でデータと疾患の関連性に興味を持ち、臨床検査技師を目指すようになりました。3年間を通して学んだことや資格を取得できたことはもちろん、本校で得た様々な経験も私の財産になったと思います。

例えば病院実習では、医療現場における検査技師の役割を再確認できましたし、患者さんとのコミュニケーションも経験しました。そういったすべての学びと経験が、病院勤務の今につながっていると実感します。検査技師は決して目立つ職種ではありませんが、自分が出した検査結果が診断や治療方針に大きく影響する責任を伴う仕事。

しかし、それだけ大きなやりがいも感じられる仕事です。これからも常に学ぶ姿勢を忘れずに学会発表や認定資格取得に挑戦し、迅速かつ正確に検査データを提供できる検査技師を目指してスキルアップにも努めたいと思います。