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久留米大学本館:国の登録有形文化財
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1930年に制定された北原白秋作詞の校歌には「国手(こくしゅ)の矜持(ほこり)は常に仁(じん)なり」と謳われています。
「国手」は本来、名医の意味で使われますが、「国中ですぐれた名人」(『大漢和辞典』)の意味があり、全学的に通じる言葉です。「矜持」は自信と誇りを持ち、自身を抑制しながら堂々と振る舞うことで、「仁」は「礼にもとづく自己抑制と他者への思いやり」(『広辞苑』第五版)を意味しています。
本学では、この一節を建学の精神として定め、それぞれの分野における優れた実践的人材(国手)の育成に努めています。
本学の前身となる九州医学専門学校の設立(1928年)当初から、総合大学として発展してきた今日に至るまで、「国手の矜持(ほこり)は常に仁なり」の精神は一貫して受け継がれ、現在の基本理念に継承されています。