研究所・センター・関連企業ビジネス研究所

ビジネス研究所ご紹介

本研究所は、マネジメント、ビジネス及びアカウンティングにかかわる理論と実証の研究により、地域社会の発展及び広くビジネス活動の活性化に資することを目的としています。

本研究所は、昭和29年に久留米大学商学部附属産業経済研究所として開設されました。経済学部の開設に伴って、平成7年に、久留米大学商学部・経済学部附属産業経済研究所に改組され、平成17年の大学院ビジネス研究科の設置に伴い、久留米大学附属ビジネス研究所として改組・新出発し、今日に至っています。

この間、商学、経営学、会計学および経済学ばかりでなく、幅広く社会科学全般に関する研究にも取り組んできました。その成果は、『ビジネス研究所紀要』『公開講座』などの形で公表されているほか、久留米大学商学会が発行する機関紙『久留米大学商学研究』にも公表されています。

本研究所は、その構成員である商学部の専任教員の研究の橋渡しをする機能だけではなく、地域・社会に密着した共同研究のバックアップの機能も果たしてきており、その研究成果は広く地域・社会に還元されています

研究所概要

研究所目的

本研究所は,「マネジメント,ビジネス及びアカウンティングにかかわる理論と実証の研究により,地域社会の発展及び広くビジネス活動の活性化に資すること」を目的としています。上記の目的を達成するために,研究所では次の活動を行ってきました。

(1)    ビジネスに関する歴史的・実証的・理論的な調査・研究

(2)    研究所紀要等の発行

(3)    図書および資料の収集

(4)    研究成果の地域・社会への還元

(5)    研究会・講演会・公開講座等の開催

(6)    その他研究所の目標達成に必要な事項

蔵書・研究施設

(1)    蔵書      

             約20,000冊

(2)    オンライン・サービス

             ・日経テレコン:ニューステレコン,総合版,地域情報,経営情報

             ・ノムラオーロラデータラインサービス

(3)    研究施設設置場所

             本館2111号室(ビジネス研究所)

所長ご挨拶

Our mission.

グローバルでもローカルでも、日本企業のおかれたビジネス環境は大きく様変わりをしつづけています。例えば、グローバルでは、世界経済の秩序変化と日本経済のプレゼンスの低下が懸念されています。他方、ローカルでは、都心回帰・一極集中と地方の衰退が声高に叫ばれています。一見すると個別に起こっているような事象でも、社会システムの変化を介して両者は密接に関連しています。こうした変化の背後にあるシステムとメカニズムを理論的に解明すること、そして、その成果を社会へ積極的に発信し、地域ひいては日本のビジネスに資することが本研究所に課された使命であると考えます。

Our history.

本研究所は、1950年に創設された商学部の研究者を中心に、1954年に「久留米大学商学部附属産業経済研究所」として開設されました。その後、 商学部経済学科が分離独立し経済学部が開設されたことを契機に、1995年には「久留米大学商学部・経済学部附属産業経済研究所」に改組されました。そして、2005年の大学院ビジネス研究科の設置に伴い、ビジネス全般に係わる理論的・実証的研究を推進し、地域社会の発展と企業活動の活性化に資することを目的に、同年8月に「久留米大学付属ビジネス研究所」として改組され、今日に至っています。

Our activity.

本研究所では、ビジネス研究に関する各種資料・データの収集・蓄積や研究環境の整備を通じて、所属する研究員の遂行するさまざまなテーマの個人研究や共同研究を支援するとともに、それらの成果を 『久留米大学ビジネス研究所紀要』 や『久留米大学商学研究』誌上はもとより、研究書籍の発行などを通じて社会に広く発信しています。また、公開講演会や公開講座を通じて研究成果を地域に提供するとともに、社会への積極的な貢献も行っています。

2021年4月

ビジネス研究所長
高梠 真一