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平成30年7月豪雨久留米大学ボランティア活動報告

平成30年7月の豪雨で被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。今回の災害を受け、本学では地域連携センターが窓口となり、久留米市災害ボランティアセンターと連携し、学生・教職員から組織的にボランティアを募集しました。詳しくは「平成30年7月豪雨久留米大学ボランティア募集のお知らせ(対象:学内者)」をご参照ください。

日程は同年7月11日から土日を含む約10日間(8:30~18:00まで作業)。多くの参加者が被災地に赴きました。その中間点となる7月15日の様子を報告いたします。

この日は、気温が37℃を超す猛暑日となりました。集まった学生ら12名は、引率の教員と共に、久留米市長門石の久留米市災害ボランティアセンター「本部」でのマッチングを受け派遣先に向かいました。

床下の泥を出す作業の様子
畳、床板を外して泥をかき出す作業
(被災した家屋の画像掲載にあたっては家主さんの許可を得ています)

派遣先は今回の水害で床下に泥が入り込んだ状態のお宅。豪雨により床下にたまった泥をそのままにしておくと、湿気に悩まされ、害虫や細菌が繁殖して家屋の土台に大きな影響を及ぼすため、泥を掻き出し床下を乾かす作業を行いました。

37℃を超える猛暑の中、泥をかき出す作業、泥を外に運び出す作業、家屋の荷物を外に運び出して洗い乾燥させる作業などに分かれ、参加された一般の方と一緒に作業を行っていきました。

分担しての作業の様子
家屋の荷物を外に運び出す作業

参加した法学部法律学科2年生の渡邉友さんは、ボランティアサークル「ゆめくる」に加入し、昨年の九州北部豪雨後から災害ボランティア活動に参加してきました。「被災地のニーズ調査から担当の割り当て、実作業とひと通りの流れを経験してきました。被災地に近い自分たちがやらねばという思いで、参加できる日にはなるべくボランティア活動に参加しています。参加した当初は、ひたすら復旧作業を行い倒れてしまったことがあり、今では作業途中の休憩を大切に作業にあたっています。つらいのは泥をかき出す作業などではなく、床上浸水したお宅などの荷物を外に出す作業でした。家族の方が思い出にあふれた荷物を後ろ髪ひかれる思いで見送る姿には胸が痛くなります。」と話していました。


昼の作業に備え休憩する学生たち
午前中の作業を終え、午後の作業に備え休憩する学生たち

また、今回就職活動がひと段落して参加したという法学部法律学科4年生の中山智貴さんは、「ゼミでボランティア募集の話を聞き参加しました。1日でも早く平穏な生活を取り戻してもらいたいです。機会があればまた参加したいと思っています。」と話していました。「地域連携センターをとおして大学全体の取り組みとしたことで、参加者も増えた」と話す引率者の法学部の上村一則教授。この日は、別に企画された朝倉地区を訪れる「学生主導企画:朝倉市スタディーバスツアー」も行われ、被災地を知ってもらうと共に、今後の災害ボランティアを募る取り組みも行われました。

スタディツアーの様子
朝倉市スタディーバスツアーで話を聞く学生たち

今回、久留米市周辺では床上床下浸水が1,500件を超え、まだまだ多くの方が支援を必要としています。昨年夏から継続的に被災地支援を行ってきた本学の取り組みはこれからも続きます。