法学部の学生がデパートの売り場に賑わい~ファッションショーでPRを支援
10月15日(土)、久留米大学法学部が主催する絣フェスタ(担当:前田俊文教授)に参加しているモデル学生が、岩田屋久留米店の婦人服専門店街「BJガーデン」のファッションショーに出演しました。
かつて高度成長期やバブル期にはデパートでは販促用のファッションショーが盛んに行われ、アパレルブランドの流行の最先端として当時の若者たちにも刺激的なイベントでした。現在では、若者はネットで商品を検索・購入することが主流となり、服飾文化をデパートや衣料専門店が発信する機会もなくなっています。
今回の企画は、そうした服飾文化や慣行に触れることのなくなった学生が自らモデルとなることで、かつての華であったデパートのアパレルブランドの売り場に賑わいを取り戻し、学生たちが衣服を現代風に着こなすことで、新しい化学変化が起こることを期待して行われたものです。
モデルとなった学生は、「絣フェスタ」という地域連携活動で久留米絣のファッションショーに出演した学生たちで、メイクをメイクアップアーティスト養成学校「Be-STAFF」の学生さんが担当しました。
出演前のメイクアップ(美容専門学校Be-staff協力)
ファッションショーの演出を担当したBJガーデンの水田さん(プライド)とファッションショーに出演した水本さん(法学部法律学科3年)に話を聞きました。
出演した学生と衣装をお借りしたお店の方々
水田さんのコメント
「学生さんたちが積極的に取り組んでくれたおかげで、イベントがとても賑やかなものになり感謝しています。今回のファッションショーだけでなく、これからもいろいろな企画に協力をしてもらいたいです」
水本さんのコメント
「今の若い人たちは、ネットで商品を購入・検索する人が多くなっていますが、そういう人たちにも店舗に来てもらえるようなファッションショーを心がけました。私たちが衣装を着て、ファッションショーで表現することで、若い世代へ服の魅力を伝えることができたらいいなと思います」
ファッションショーに参加した久留米大学学生と美容専門学校Be-staffの学生
また水本さんは、久留米絣の魅力を発信する本学グループ「絣藍ドル・あいくる」のメンバーでもあり、同じ日に開催された久留米工業大学学園祭『秋華祭』のステージで絣の衣装に身を包みファッションショーを行い、歌とダンスも披露、久留米絣の魅力をPRしました。
水本さん(中下)とあいくるのメンバーたち
ステージ後、水本さんは「元々、人前に出ることが苦手でしたが、去年の絣フェスタや今回のファッションショー、オープンキャンパスなど、モデルとして出演する機会をいただいてから、人前に出ることに慣れ、ファッションショーを楽しいと思えるようになりました。また、このようなイベントをとおして物事を『発信する』ことの大切さも学びました」と話してくれました。
詳しくは法学部のYouTubeアカウント、絣フェスタSNS:Facebook、Twitter、Instagramをご覧ください。