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「第89回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました

12月20日(水)15:30~17:00、久留米大学福岡サテライト(福岡市中央区天神)にて「第89回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました。

テーマ:がん予防 vol. 2 ワクチン編

講師:山田 亮 先生(久留米大学先端癌治療研究センター所長・教授)

会場の様子

今年2回目の「がん予防」についてのカフェで学ぼうでした。今回は「ワクチン編」と題し、微生物感染が原因となるがんの予防法についてお話ししました。

がんの要因としては、男性では喫煙が1位、感染が2位となっています。一方、女性では1位が感染、2位は喫煙となっています。多くの感染症に対し予防用ワクチン が開発されており、それらの中には肝がんの原因となるB型肝炎ウイルスや、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスに対するワクチンも含まれていることを説明しました。ヒトパピローマウイルスは大人であれば男女問わず誰もが感染する可能性があり、子宮頸がん以外にも性器や肛門周囲のがん、口腔咽頭がんの原因 にもなることを解説し、ワクチン接種の重要性をお伝えしました。

山田教授

後半は、2013年以降、国による「積極的な接種勧奨の一時的差し控え」により、2000年度以降生まれた子どもたちのワクチン接種率が激減し、子宮頸がんに罹るリスクが 大幅に増加していること、世界的には9価のワクチンが一般的になりつつあり、子宮頸がんを90%予防可能になっている中、日本だけが世界から取り残されている現状につ いても解説しました。