入試情報 久留米大学

分子生命科学研究所の設立当初、遺伝情報研究部門には佐方功幸教授 (元九州大学大学院教授) が着任し、細胞周期を制御するタンパク質の構造と機能についての研究が進められました。その後、平成7年(1995年) には吉村昭彦教授(現慶應義塾大学 教授) が赴任し、サイトカインシグナ ルと免疫関連疾患の分子機構について多くの成果を発表しています。遺伝情報研究部門が現体制になったのは、平成13年(2001年) に児島将康教授が着任してから であり、この間の研究成果は、Nature Medicine をはじめ、さまざまな雑誌に掲載されています。

現在のミッションは、種々の生物を対象としてペプチドホルモンを探索し、その立体構造を解明したり生理機能を解析したりすることであり、その成果は、医療分野や農畜水分野への応用が期待 されています。このような研究に興味をもって本研究部門で研究を進め、巣立った大学院生は、研究・教育分野(大学教員)や医療分野 (医師・薬剤師) などを中心とした分野で活躍しています。