学生が高齢者向けストレッチング教室を実施(人間健康学部)
人間健康学部スポーツ医科学科4年の正木愛奈花さんを中心とする学生が、久留米市の野中生涯学習センターにおいて、高齢者向けの「転倒防止につながるストレッチング教室」を実施しました。10月6日から11月10日まで、全8回にわたり実施し、延べ149名の皆さまにご参加いただきました。
このストレッチング教室は、野中生涯学習センターより依頼を受け実施しているもので、昨年度は人間健康学部スポーツ医科学科の原賢二准教授がコーディネートしました。今年度は、原ゼミの正木さんが講師を務め、ストレッチによるからだの柔軟性やバランス機能、姿勢の改善を転倒防止につなげることで、健康寿命を延ばすことを目的として企画し、他のゼミ生も協力して実施しました。
最終回のこの日も、休憩中でも質問が出るなど参加者の方は熱心に取り組まれていました。教室の最後には正木さんから挨拶があり、参加者の方から暖かい拍手が送られました。
挨拶する正木さん
参加された男性には、「しっかりしていて学生と聞いて驚きました。熱心に教えてもらい、とても良かったです。」と感想をいただきました。
正木さんは、「最初の頃は緊張していて始まる前もバタバタしていたのですが、回を重ねるごとに、どういう話をして、どういう流れでストレッチをしていくのかつかめてきて、事前の準備も上手くできるようになりました。前でお手本を見せて話すだけだったのが、参加者の方に声を掛けながら、一人一人にアドバイスもできるようになりました。地域の方に教室ができて、とても貴重な経験になりました。」、「ストレッチは徐々に難易度を上げたプログラムだったのですが、皆さん最初の頃よりできるようになっていました。今後もストレッチを続けてもらえればと思います。」と話してくれました。