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地域の魅力を知り、環境や文化を守る

藤谷先生顔写真
経済学部文化経済学科 藤谷 岳 准教授

 

先生の専門分野または研究テーマについて教えてください 

授業では「地域政策論」「地域創造論」「環境政策論」などを担当しています。大学生の頃から環境問題に関心があり、環境問題と経済の関係を学びたいと思い、環境経済学という分野に出会いました。環境と言ってもいろいろありますが、私は地域の環境問題が専門で、自然や街並みなど、その地域らしさをどう維持していくかについて研究しています。行政が行う環境政策や市場の中で手が届かないところは、市民の皆さんがお金を出したり、寄付を募ったりして環境を守っていかなければならないという現状があります。そのような活動をちゃんと経済の中に位置づけることの必要性を感じ、自ら名付けた「地域環境経済論」と「市民参加論」をメインに研究を続けています。

オープンキャンパスでの模擬授業

なぜその分野に興味を持たれましたか

小さい頃、石川県で田んぼに囲まれた生活をしていました。その環境や風景がとても好きだったのですが、土地の開発などでそういった私の原風景が失われていく現状を目の当たりにし、それに対して何もできない自分がとても残念で。そこから環境問題に興味を持つようになりました。

ゼミで面白い取り組みをされているそうですね

大きな取り組みとして、久留米大学に着任した2015年度から「筑後川ブランド大会」を毎年開催しています。これは、筑後川・矢部川流域の自然や文化のもとで生み出されてきた魅力的な商品をさまざま方法でPRし、市民参加(投票)によってブランド認定を行うものです。久留米には熊本の阿蘇から有明海まで流れる“筑後川”という大きな川があり、その流域にはさまざまな文化のつながりがあります。久留米大学も筑後川の流域にあるため、本学の学生にはその文化や環境を学んで卒業してほしいと思っていました。また、流域には、地元の食材を使った食品や伝統工芸品がたくさんあるのに、事業者が上手くPRできていないという問題点がありました。そこで、久留米地域の資源ともいえる本学の学生たちの手によって何かお手伝いができないかと考え、「筑後川ブランド大会」を実施することにしました。このイベントは、ゼミ以外の学生も参加することができ、2019年は文学部情報社会学科の学生にも協力してもらいました。

筑後川ブランド大会の様子

「筑後川ブランド大会」で学生はどのようなことを学んでいますか

学生たちはグループに分かれ、PRする商品の事業者や作る過程を取材します。取材内容や写真をまとめ冊子を作るのですが、パッと目を引くタイトルを考えたり、限られた文字数で内容をまとめたりすることで、文章を考え、作る力が身に付きます。また、取材やイベントの準備などで地域の方たちと関わることで、人とのつながりを学びます。SNSを駆使して情報発信をすることも勉強の一つですが、SNSではこれまで特産品などの情報が届かなかった若年層にも商品の魅力を伝えることができるため、年配の事業者からは大変好評です。このように、学生と地域の方がつながることで、相乗効果も生み出していると思います。

学生が制作した冊子を持って

先生の子どもの頃や学生時代について

子どもの頃はリビングで親とずっとしゃべっているような子どもでした。学校では大人しく、いわゆる“まじめ”なタイプでしたが、どこかで自分を変えたいと思っていて、中学校で生徒会に入りました。そこから、人前に出たりすることに慣れ、積極的になれた気がします。高校や大学ではテニスをしていました。また、友人たちと頻繁にカラオケやボウリングに行っていて、今でも家族や学生たちと一緒に楽しんでいます。

休みの日は何をされていますか

3人の子どもたちと過ごす時間が一番の楽しみです。久留米の周辺には自然や公園がたくさんありますし、九州各地へのアクセスが便利なので、家族でいろんなところに遊びに出かけています。また、写真を撮ること、バイクに乗ること、温泉に行くことが大好きなので、趣味が合う人はぜひお話ししましょう。

高校生のみなさんにメッセージをお願いします

大学では、いろいろな人と出会い、たくさんの経験をすることができます。その中で、自分の得意なところを生かしたり、苦手なところを克服したりしていけると思います。特に久留米大学では、教員と学生の距離が近いため、勉強のことはもちろん、それ以外のことも気軽に相談していただいて、一緒に語り合いながら、自分の可能性を試したり、将来について考えたりしていただきたいです。

 

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