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やりたいことを一生懸命に
商学部商学科 原田 運也さん(福岡県・朝倉東高等学校卒)
なぜ久留米大学を選びましたか
商業高校の先生になりたくて、久留米大学の商学部を選びました。ただ、大学でプログラミングの授業を受け、今はプログラミングの勉強に力を入れています。
入学する前の久留米大学の印象は
オープンキャンパスで久留米大学に来た時、他の大学に比べるとキャンパスは大きくないけれど、きれいな建物もあり、快適な大学生活が送れそうだと感じました。それから、久留米大学に限ったことではありませんが、大学は定期試験が前期と後期の2回しかないので、半年分の試験勉強をするのは大変そうだなと思っていました。実際は、クリアできているので大丈夫ですが(笑)
面白いと思う授業は
「ITビジネス論」です。ITの中でも“AI”に重点を置いた近未来的な内容で、とても勉強になりました。それから、高校の時、簿記が得意だったので、中級簿記も履修しました。簿記は形になぞって考えていけば、パズルのように解けるところが面白いです。
今日は着物ですね
初めは後輩と「浴衣を着たいね」というところから始まったのですが、調べてみるとデニムの着物があることがわかり、そこから着物を着るようになりました。たまに洋服も着ますが、基本は毎日着物です。実は就活も着物を着てやっているんですよ。着物は自分の名刺のようなものだと思っています。
サークルや部活はされていますか
もう引退しましたが、器楽部に入っていました。月1回のライブと年に1回ある「C∞Shock(学術文化発表週間)」での大きなステージのために、みんなで練習を頑張っていました。
いま頑張っていることは
1つ目は「team.csv」というIT系のボランティア団体で小中学生向けのプログラミング教室を開いたり、他の団体のプログラミング教室やイベントの手伝いをしたりしています。2つ目は、「LINK(久留米学生イノベーションネットワーク)」というコミュニティで、久留米で何かやりたいけれどどうしたらよいかわからないという学生が集まり、企画を実現させていくという活動をしています。Pulg-Inというコワーキングスペースを拠点に活動をしています。月曜日は学生無料なので、興味がある方はぜひ利用してください。3つ目は、久留米を学生で盛り上げる街にしようと、コワーキングスペース事業を計画しています。借家を借り、1階をイベントスペースに、2階をレンタルオフィスや民泊にして、学生たちでにぎわう空間を作りたいと思っています。また、リヤカーを使った移動販売も企画中です。4つ目は、NPO法人FOCUSで「キャリアサポーター」としてイベントの企画・広告・運営まで全部をサポートする活動を行っています。5つ目は「着物イベント」です。着物の良さをもっと知ってもらうために企画しています。
とても忙しそうですね
はい。実はこの他に、個人でもプログラミング教室を開いています。大学に入学した時に、いろいろとやりたいことが出てくる気がしていたので、1、2年生の時に頑張って卒業に必要な単位を取りました。おかげで、3年生の今は自分の活動に使える時間も確保できています。
将来はどのような仕事がしたいですか
大企業よりはベンチャー企業で働きたいと考えています。自分での起業も視野に入れていますが、職種はIT系に絞らず、いろんな人と出会い、面白いことを企画できるような仕事がしたいです。自分が“インフルエンサー”のような存在になり、みんながいろんなことに興味を持つきっかけ作りをしていきたいと考えています。
高校生の皆さんへ
学校の勉強も大事ですが、社会に出て役に立つのは座学だけではないということを痛感しています。自分で経験することが一番の財産になると思いますので、経験という勉強をして、発想力を養ってほしいと思っています。久留米大学商学部では、幅広く経験ができるため、ぜひ入学してほしいです。
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