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異文化を学び、自分も成長
経済学部経済学科 竹本 俊介さん
(福岡県・九州産業大学付属九州産業高等学校卒)
なぜ久留米大学を選びましたか
2つの大学を受験しましたが、久留米大学に合格したので入学しました。姉が久留米大学の学生だったことも選んだ理由です。
入学する前と後では気持ちに変化はありましたか
国立大を目指していたので、入学前は正直あまり乗り気ではありませんでしたが、入学してみると楽しかったです。「ゆめくる」という災害ボランティアサークルに所属していましたが、ボランティアを通じて地域の方々と関わることができたのは、久留米大学だったからこそだと思います。
面白いと思う授業は
異文化コミュニケーション論です。日本と外国との文化の違いを知り、コミュニケーション能力のレベルアップをはかる授業で、日本では当たり前だと思っていることが外国ではあたりまえじゃないということを学びました。そこで、心の柔軟性を身につけることができたと思います。
学生生活について
授業と休み時間とのメリハリをつけるようにしています。また、中国語の勉強のため、なるべく留学生と話をするように心がけています。大宰府の梅が枝餅店でアルバイトをしていますが、最近は海外からのお客さんも多いので、中国語がとても役に立っています。
台湾に留学をされていたそうですが、きっかけは
大学2年生の時に、台湾で行われたサマーキャンプに参加したことです。2週間現地で勉強をしましたが「またここで学びたい」と思い、3年生の6月から4年生の9月まで10か月間留学しました。日本に戻ってきてからの就活となりましたが、希望していた業種で内定をいただくことができました。
留学中の思い出を教えてください
ドラゴンボートというボートレースに留学生のみんなで参加しました。ヨーロッパや東アジアからの留学生もいたので、つたない英語でコミュニケーションを取りながら練習をしましたが、レースでチーム一丸となれたことは良い思い出です。また、旧正月には、台湾の学生の自宅に招かれ、一緒に正月の準備をしたり、「紅包(ホンバオ)」と呼ばれるお年玉をもらったり、現地の風習を体験することができました。
将来の夢は
日本で就職は決まっていますが、台湾にはまた遊びに行きたいと思っています。そしてゆくゆくは向こうでも仕事ができたらいいですね。
高校生の皆さんへ
大学受験で将来が決まるなどと言われることもありますが、大学に入って何をするかで気持ちが変わることもあるので、入学した大学でしかできないことを一生懸命頑張ってほしいと思います。
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