教育課程
教育目標
1.カリキュラムの基本方針
1)時代のニーズに合った講義の充実
2)実践的な技術養成のため実習重視
講義・実習の重点的な再配分
自己啓発学習・自学自習の促進
臨地実習の重視
検査の基本である理科重視
臨床病態学重視
国家試験対策の充実
就職試験対策の充実
2.カリキュラムにおける教育目標
(1)科学的・論理的思考力を育て、自由で主体的な判断と行動を培う。
(2)国際化および情報化社会に対応できる能力を養う。
(3)保健・医療・福祉の制度を理解し、医療チームの一員としての自覚を養う。
(4)医学検査についての知識と技術を修得し、結果の解析・意義と評価について学習する。
(5)疾患と医学検査との関わりについて理解・評価し、臨床に対して支援する能力を養う。
(6)検査機器・医療情報・安全に関する管理法を習得するとともに、職業倫理を高める。
教育内容 | 教育目標 |
---|---|
医学検査の基礎と疾患との関連 | 関連する疾病の概要を知る。 |
保健医療福祉と医学検査 | 保健・医療・福祉の社会構造とその連携を理解し、 |
臨床病態学 | 実際の病態の理解と検査結果の解析能力を修得する。 |
形態検査学 | 技術的評価の他に、検査項目と疾患との関係について |
生理機能検査学 | 政令で定めた16の生理機能検査の理論・検査技術を修得し、画像解析について習熟する。 |
検査総合管理学 | 医学検査の意義を十分理解する。 |
臨地実習 | 臨地実習施設における検査部門の運営に関する知識を修得し、患者との適切な対応を学ぶ。 |
教育過程モデルプラン
教育課程
教育課程モデルプラン(学年別) (PDFファイル)(64KB)
授業計画(シラバス)
2020年度教育カリキュラム-講義・シラバス集- (PDFファイル)(6.2MB)
実務経験のある教員等による授業科目一覧表
実務経験のある教員等による授業科目 (PDFファイル)(62KB)
◆授業について
学年度は次の学期にわかれています。
前期 4月1日~9月30日 後期 10月1日~3月31日
授業時間帯(月曜~金曜)
時限 | 1時限 | 2時限 | 3時限 | 4時限 | 5時限 |
時間 | 9時00分~10時00分 | 10時40分~ | 13時00分~14時30分 | 14時40分~16時10分 | 16時20分~17時00分 |
出席調査
授業には必ず出席しなければなりません。毎回、原則として担当講師により出席をとります。
授業中の態度
授業中のスマートフォン・携帯電話の使用は禁止です。実習では講師が許可した写真機能に限り使用できます。授業中の飲食は禁止、ペットボトル等を机上に置かないようにして下さい。厳守できなかった場合、学校長により処分が下されることがあります。
◆試験について
学科試験(実習を含む)は学期毎に行い、成績を評価します。
試験の種類
試験には定期試験(卒業試験を含む)、追試験、再試験などがあります。
(1)定期試験 学期末または学年末に行う試験です。
(2)追試験 正当な理由により受験できなかったと認められた場合に行われる試験です。
(3)再試験 定期試験の不合格者が受ける試験です。
受験の資格
本校で実施する定期試験および卒業試験に於いては、各科目につき出欠を調べ、
講義回数の3分2以上実技および実習回数の4分の3以上出席しないと、受験資格を与えません。
試験に関する注意事項
1.試験開始後20分を経過した場合は、入室を許可しません。
2.試験開始後20分を経過しなければ、退室を許可しません。
受験中の不正行為に対する処罰
受験中に不正行為を行った者は、不合格となります。
成績評価について
成績の評価は、試験、レポートおよび日常の学習態度や出席状況などによって
各科目担当者が判定し、100点満点で60点以上を合格とします。評価および評価
基準は次のとおりです。
評価 | 評価基準 |
---|---|
優 | 80点~100点 |
良 | 70点~79点 |
可 | 60点~69点 |
不可 | 60点未満 |
進級および卒業について
1.進級については、不合格科目がある場合と学年内の授業時間実数の3分の1以上
を欠席すると各学年への進級ができません。
2.卒業については、総合評価試験,前期試験,臨地実習などの成績をもとに判定します。
成績評価における客観的な指標について
各学生の成績評価は、履修科目の成績評価を点数化し、全科目の合計点の平均を算出(100点満点で点数化)して行います。
本校においては、学年毎に履修する科目が定められ、全て必修科目であるため、同一条件のもとに成績の分布状況を把握し指導を行っています。
毒物劇物取扱責任者資格
医療の現場や各種の研究機関等においては、種々の化学薬品が日常的に使用されています。これらの中には毒性が強く、人体に有害なものもあり、法律により「毒物」、「劇物」と分類されています。そして、これらの貯蔵、廃棄等の取り扱いには万全の配慮が必要とされ、必ず"毒物劇物取扱責任者"の存在が必要とされています。
そこで、本校では1年次に毒物劇物の取り扱いに関する講義を設け、夏休み時に受験し、資格免許が取得できるようにしています。近年では、有害な化学薬品等の環境中への排出の規制も厳しくなっています。このような状況の中で、"毒物劇物取扱責任者"の資格を持つことは、就職の際にも有利であり、職場の中でも"貴重"な存在になることを確信しています。