Q&A(前期博士課程について)
大学院(前期博士課程)について
(1) 心理学研究科の前期博士課程の教育目標はどのようなものですか?
基本理念は,基本理念は,専攻ごとに定めています。研究科の理念,方針についてはWebサイトをご覧ください。
教育目標は,専攻ごとに定めています。 臨床心理学専攻と人間行動心理学専攻,それぞれについてカリキュラム,学位授与方針を定めています。
→ 前期博士課程ページ
(2) 臨床心理学専攻と人間行動心理学専攻はどう違うのですか?
(1)でも述べましたが,臨床心理学専攻は、(財)日本臨床心理士資格認定協会の第一種指定大学院に認定されており,認定臨床心理士、認定健康心理士などの高度専門職業人の養成を行います。
人間行動心理学専攻は、知覚・認知・教育・発達・社会等の領域に関する研究を行い、研究者の養成や近隣領域の専門職におけるスキルアップを行うことを目的にしています。どちらの専攻でも修士号を取得できます。
(3) 臨床心理学専攻ではどんな資格がとれますか?
臨床心理士,健康心理士,学校心理士の受験資格がとれます。また,専修教員免許状(高校公民)が取得できます。
(4) 臨床心理士受験資格が取得できる大学院はたくさんありますが,久留米大学にはどのような特長がありますか?
いろいろな特長がありますが、ここでは以下を挙げたいと思います。
- 伝統があります!
本研究科臨床心理士専攻は、日本臨床心理士資格認定協会から大学院指定制度の第1種校として平成8年度に認定されました。これは、九州では九州大学に次いで2番目、私立大学としては最初の指定校です。その誇りを持って、スタッフ一同、より質の高い臨床心理士の養成に力を注いでいます。
- 本学医学部との強いつながりがあります!
1年生は全員、久留米大学病院精神神経科で実習(必修)を行います。ここで、精神科医療の基礎について学びます。
2年生では小児科実習(選択)を準備しており、多くの学生が実習を選択しています。ここでは、患者さんやご家族にお会いしてインテーク面接(医師の診察前にお会いして、生育歴などを確認します)を行ったり、医師の診察に陪席したり、より実践的な力をつけていきます。
その他、病院のデイケアやカウンセリングセンター、高次脳機能研究所等で、多くの学生が研修を行っています。
- その他、就職率が高いこと(近年の実績はほぼ100パーセント)、臨床心理士資格試験の合格率が高いことも特長として挙げられます。
→ 臨床心理学専攻の修了後の進路について
→ 合格率(臨床心理士資格試験結果)
(5) 臨床心理学専攻ではどんなことが学べますか?
臨床心理学の幅広い知識・実践を学ぶことができます!
臨床心理学専攻の専任教員6名は、それぞれ「健康心理学」「学校臨床心理学」「病院臨床心理学・発達臨床心理学」「精神分析学」「家族心理学」「カウンセリング心理学」を専門にしており、臨床心理学の様々な分野をカバーしています。
また、人間行動心理学専攻の専任教員5名(「教育心理学」「認知心理学」「発達心理学」「知覚心理学」「社会心理学」)の授業も受講可能ですので、基礎心理学も学ぶことができます。
→ カリキュラムや科目一覧
→ 教員紹介
(6) 人間行動心理学専攻はどんな専攻ですか?
(2)でも述べましたが、久留米大学大学院心理学研究科は、臨床心理士養成の他に、心理学の基礎を含む広い領域について教育・研究を行っている数少ない研究科のひとつです。人間行動心理学専攻は、研究力を身に着け、専門性を高めることで研究者や教育者の育成、教育・医療・福祉領域の現場で働く人のスキルアップをはかることを目指しています。
(7) 人間行動心理学専攻ではどんなことが学べますか?
知覚・認知・教育・発達・社会などの幅広い領域の心理学の研究ができます。また、心理学の研究スキルについて重点的に学び,研究職および専門職に活かせる科学的・論理的分析技術や思考法を身につけます。
(8) 人間行動心理学専攻ではどんな資格がとれますか?
学校心理士受験資格,認定カウンセラー受験資格,専修教員免許状(高校公民)が取得できます。