7.持続可能なまちづくり論 :地域にまこう小さなタネ
日本の多くの地域は、自然災害や人口減少など多層的な危機・社会課題に直面しています。これまでの地域振興は、大規模な開発・改革といった「大ネタ」に突き進んでいましたが、そこでは派手な物語が求められ、膨大な人手や時間、費用がかかります。人口減少が進む地域社会の「持続可能なまちづくり」には、「大ネタ」だけでなく、地域の魅力的なストーリーやささやかなきっかけづくりである「小ネタ」の積み重ねが重要です。講演者も参画している東京大学社会科学研究所のプロジェクトでは、「人口が減っても、地域はそう簡単になくならない。だが、『小ネタ』 が尽きるとあっという間に地域は衰退していく。」という仮説(KNT理論)を提示しています。本講座では、それらの事例や研究・活動成果を一般向けに紹介すると同時に、ゲームを通じて「持続可能なまちづくり」の考え方を理解し、それを実現する方法を参加者全員で対話し考えたいと思います。
開講日・演題・講師
開講日:9月13日(金)12:45~14:15
演題:「持続可能な開発目標(SDGs)」とまちづくり
開講日:9月13日(金)14:30~16:00
演題:ゲームで体験「持続可能なまちづくり」ワークショップ
開講日:9月20日(金)12:45~14:15
演題:まちづくりにおける「KNT小ネタ理論(東大社研)」
開講日:9月20日(金)14:30~16:00
演題:「小ネタ」を生かす「持続可能なまちづくり」ワークショップ
講師
久留米大学基盤教育研究センター 教授 中村 寛樹
受講料
2,500円(全4回合計)
定員
30名
会場
御井キャンパス 御井本館131教室
申込締切
8月23日(金)
*締切日を過ぎていますが、受講希望の方はお電話でご連絡下さい。