学部・大学院のTOPICS 医学部医療検査学科(仮称)オープンキャンパスを開催

7月30日(日)に医学部医療検査学科(仮称)のオープンキャンパスを開催し、約250名の高校生と保護者の方にご参加いただきました。
当日は、新学科(設置認可申請中)の魅力や臨床検査技師の実際の姿を聴くことが出来る全体ガイダンス、個別相談会、実習体験の3つのプログラムが実施されました。特に「病理組織標本観察」「ピペット操作」「模擬採血」「血液標本観察」「細菌検査」「手洗い実習」「呼吸機能検査」「血液型検査」「超音波検査」の9つの実習を体験できるコーナーは大変人気で、参加者は興味深そうに説明を聞き、実習に参加していました。
また、地元の人気店が出店した飲食ブース、丸永製菓のアイスがもらえる休憩コーナー、大学グッズが当たる抽選会コーナーなどの企画も実施されました。
医学部医療検査学科(仮称)は医学部における医学科、看護学科に次ぐ3つ目の学科として2024年4月、開設予定です(設置認可申請中)。学科としては初開催となったこの日のオープンキャンパスは西教授(臨床検査専門学校学校長)による新学科紹介よりスタート。新学科の特色として、
①医学部に設置する学科として、臨床検査専門学校として55年の実績を持つ臨床検査技師教育のさらなる充実
②久留米大学の特色を生かした全学的文医融合プログラムとして3つの分野のヘルスサイエンス教育の実施
- バイオサイエンス(遺伝子・分子・細胞を研究する生命科学)
- データサイエンス(臨床データや医療ビッグデータの解析)
- マネジメントサイエンス(診療情報管理士の資格取得)
③応用選択コースでの研究体験による研究力や問題解決能力の育成
が説明されました。将来の多様な医療のニーズに対応できる力を備えた次世代型臨床検査技師の養成を目指すプログラムであることが紹介されました。
*プログラムの内容は予定であり、今後変更になる場合があります。
また、臨床検査専門学校の卒業生で現役の臨床検査技師による業務の紹介や様々な体験談なども披露されました。


実習体験コーナーでは、シミュレータを使って本格的な採血体験ができたり、スパイロメータと呼ばれる機械を使って肺年齢を調べることができたりと様々なブースが用意され、参加者は自分の興味のある体験を楽しんでいました。

個別相談コーナーでは教員が受験生や保護者の方の質問に個別に回答。飲食ブース、休憩コーナー、抽選会も盛況で多くの方にご利用頂きました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。


新学科の情報は本学ホームページや医療検査学科特設サイトなどで随時発信予定です。是非ご確認下さい。