学部・大学院のTOPICS withコロナの就活準備-業界研究セミナーをオンラインで開催-

文系学部の3年生を対象とした業界研究セミナーが1月23日(土曜日)に御井キャンパスで開催されました。このイベントは、就職活動をスタートする前の学生が、さまざまな業界で働く人との対話を通じ、働くことの意味や自身が希望する業界を検討することを目的としています。
本学が開催する業界研究セミナーの大きな特徴は、企画・運営に学生スタッフが関わっていることです。特に今年は、コロナ禍で就職活動に関する情報収集が難しい中、学生スタッフと就職キャリア支援課の職員が「いまできること、自分たちに必要なこと」を一緒に検討し協働で準備をしてきました。
当日は、就職・キャリア支援課に事前に申し込みをした延べ約600名の学生・25業種の企業の方をオンライン会議システムZoomでつなぎ5セッション、6時間にわたり業種説明・会社紹介・質疑応答等のプログラムが実施されました。


質疑応答の時間は、学生から「業界ならではの苦労などはありますか?」「目指したい人物像はありますか?」などの質問がなされ、企業の担当者が実体験をもとに回答をしていました。




当日運営を担当した学生スタッフ(14名)は「オンラインでのイベント開催は不安もあったが、コロナ禍での就職活動に向けていい経験になった」(商3・佐藤建人さん)「興味がないと思っていた業界も、話を聞いてみると面白くて新たな発見につながった」(商3・桑畑七星さん)「準備が大変だったが、生き生きとした参加者の表情を見て達成感を感じることができた」(商3・永野輝星さん)と感想を語り、大変充実した様子がうかがえました。
セミナー開催を担当した酒井佳世准教授(基盤教育研究センター)は「開催前は通信環境など運営面での不安が大きかったが、学生や就職・キャリア支援課のスタッフと力を合わせて準備することで大きなトラブルもなく当日を終えることができた。今後も学生のニーズや状況に合わせて対面とオンライン両方から支援を行っていきたい」とコメントしました。