学部・大学院のTOPICS 法学部アドバンスト・メディア講座の学生たちがRKB毎日放送を訪問
9月29日、法学部の国際政治特殊講義(アドバンスト・メディア講座:前田俊文教授担当)を受講する学生18名が、本学と連携協定を結んでいるRKB毎日放送を訪問し、テレビ局の仕事現場を見学しました。
アドバンスト・メディア講座は、マス・メディアの実態を探究すると同時に、将来ジャーナリストとしての仕事に関心を持つ学生に、現場の空気感を伝え、指導・育成することを狙いとしています。
今回、学生たちは生放送の現場を間近で体験し、スタジオの構造や音声・映像の調整を行うサブスタジオ、裏方スタッフの仕事など、普段は画面に映らない部分について学びました。また、生放送特有のリアルタイムでの状況変化に対応する現場の様子に触れ、メディア制作のダイナミズムを肌で感じることができました。
番組終了後には、アナウンサーやプロデューサーとの座談会が行われ、学生たちは積極的に質問を投げかけました。話題は「テレビ局で働くやりがい」「取材時に注意していることや工夫」「業界に入ったきっかけ」「仕事で印象に残っているエピソード」など多岐にわたり、熱気あふれる議論が交わされました。
参加した学生からは、「番組制作に多くの人が関わっていることは想像していたが、実際に見てみると想像以上に多くの人が関わっていることに驚いた」「いろんな職種の人が連携している姿を見て、かっこいいと思った」「現場は緊迫感があると思っていたが、忙しそうでありながらも活気があり、楽しそうに仕事をしている様子が印象的だった」といった感想が寄せられました。
この見学は、学生が実際の現場を知り、将来のキャリア形成に役立つ貴重な機会となりました。RKB毎日放送との連携を通じたこうした取り組みは、本学ならではの教育環境の魅力の一つです。