学部・大学院のTOPICS 経済学部冨吉ゼミの学生がアイガモ農法の田植えに参加しました

経済学部冨吉ゼミの学生がアイガモ農法の田植えに参加しました

6月14日、経済学部文化経済学科・冨吉満之准教授のゼミ生が、福岡県八女市黒木町笠原地区の棚田にて「アイガモ農法」を用いた田植えに参加しました。この活動は、環境に配慮した循環型農業の実践を目的に、NPO法人「山村塾」が企画・運営する「稲作コース」の一環として行われたものです。

冨吉ゼミでは、伝統野菜や農業を調査のフィールドとし、地域資源を活かした魅力ある地域づくりの可能性を探究しています。今回の体験では、害虫駆除や除草にアイガモを活用する「アイガモ農法」に注目。持続可能な農業手法として注目されるこの農法を、学生たちは現地で学びました。

八女市黒木町笠原地区の棚田
八女市黒木町笠原地区の棚田
田植えのレクチャーを受ける参加者
田植えのレクチャーを受ける参加者

当日はまず、笠原地区の棚田で田植え作業を実施。学生たちは慣れないぬかるみに悪戦苦闘しながらも、講師や地元の方々の丁寧な指導を受けて、一本一本苗を手で植えていきました。作業後には、地域の伝統行事である「田の神様」への奉納として泥合戦が行われ、学生たちは泥だらけになりながらも笑顔で交流を楽しみました。

田植えの準備をする参加者
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昼食では、地元食材をふんだんに使った料理がふるまわれました。棚田で採れたお米や、アイガモの卵を使ったスクランブルエッグなど、自然の恵みを五感で味わう機会となりました。

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午後からは地域を実際に歩き、アイガモの飼育場所や農法の仕組みを見学。地域の方々の話を聞きながら、自然との共生を前提とした農業のあり方や、こうした取り組みが地域に与える影響について理解を深めました。

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学生たちはこの体験を通じて、持続可能な農業の可能性だけでなく、それがもたらす地域社会への波及効果についても多くの学びを得ることができました。今回のフィールドワークで得た知見は、今後の研究活動にも活かしていく予定です。

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