学部・大学院のTOPICS 文学部社会福祉学科島﨑ゼミ生が「認知症サポーター養成講座」を企画

7月15日、御井キャンパスにて学生を対象とした「認知症サポーター養成講座」が開催されました。 この講座は、「認知症に対する誤解や偏見をなくし、誰もが安心して暮らせる地域づくりに貢献すること」を目的に、文学部社会福祉学科・島﨑ゼミの学生たちが企画したものです。
着想のきっかけは、学生たちが自身の実習経験から「久留米大学の多くの学生が久留米市で過ごしていて、アルバイトなどもしている。そんな学生たちが認知症の方への対応を学べば、認知症の方の暮らしの支えになるのではないか」と考え、ゼミで議論したことでした。


当日は文学部社会福祉学科の学生など約50名が参加。一般社団法人くるめ地域支援センターの協力のもと、同法人の橋本実紀さんと栗屋昌樹さんを講師に迎え、認知症について正しい知識と接し方を学びました。講座の後半には、グループワークや意見交換も行われ、参加者たちは認知症のある方やその家族に対する理解を深めながら、支える立場として自分たちに何ができるかを考える時間となりました。








受講を完了した学生たちには、認知症サポーターとしての証である「認知症サポーターカード」とオレンジリングが配布(後日)されました。
リーダーを務めた島崎ゼミの原香名子さん(文学部社会福祉学科4年)は「前半を講義、後半をグループワークという構成にしたことで、めりはりのあるプログラムになり、楽しんで学んでもらえたと思う。参加してくれた学生の中には、これから実習で高齢者施設に行く人も多いので今日の学びを活かしてもらえると嬉しい」と感想を話してくれました。
