学部・大学院のTOPICS 「臨地実習報告会」を開催【医療検査学科・臨床検査専門学校】

「臨地実習報告会」を開催【医療検査学科・臨床検査専門学校】

10月8日(水)に筑水会館にて「臨地実習報告会」が開催されました。

この報告会は、久留米大学医学部附属臨床検査専門学校の3年生が12週間にわたる臨地実習で得た貴重な学びの成果を、再来年度に実習を控える久留米大学医学部医療検査学科の2年生に共有する場として実施されました。

開会挨拶をする臨床検査専門学校 校長、医療検査学科長 西 昭徳先生
開会挨拶をする臨床検査専門学校 校長、医療検査学科長 西 昭徳先生
3年生が司会や座長、照明、マイク係を務め、学生主体で運営しました
3年生が司会や座長、照明、マイク係を務め、学生主体で運営しました

実習の成果と学びを報告

3年生は、県内・県外を含む15の病院に1~4名で実習に参加。それぞれの現場で感じたこと、学んだことを熱意をもって発表しました。

実習を通して彼らが再認識したのは、挨拶や身だしなみ、コミュニケーション、健康管理といった社会人としての基本的なことの大切さです。また、現場で活きる基本的な知識の予習が不可欠であることや、正確な検査を行う責任感、探求心を持って仕事に向かう姿勢など、臨地実習の中で感じたことが報告されました。さらに、医療現場でチーム医療が実際に行われていることを肌で感じたという、貴重な実感を共有しました。


実習報告を行う臨床検査専門学校の3年生
実習報告を行う臨床検査専門学校の3年生
実習内容の一覧資料を確認する医療検査学科2年生
実習内容の一覧資料を確認する医療検査学科2年生
学内実習との違いについて真剣に耳を傾けていました
学内実習との違いについて真剣に耳を傾けていました
各報告について学生や先生方から質問も出ました
各報告について学生や先生方から質問も出ました
会場からの質問に答える臨床検査専門学校の3年生
会場からの質問に答える臨床検査専門学校の3年生
閉会挨拶をされる 有永 照子 先生
閉会挨拶をされる 有永 照子 先生

各発表後には、学生や先生方からの質疑応答の時間も設けられ、活発な意見交換が行われました。休憩時間の過ごし方やストレスをためない方法など、実習生活に役立つレクチャーも行われ、報告会は多岐にわたる学びの機会となりました。

聴講した2年生からは、「先輩方の体験談を聞き、臨地実習の全体的な流れやイメージがより具体的になった。今勉強していることが現場で何につながっているのかを意識しながら、今後も学んでいきたい」「一つ一つの手技には意味があるので、なぜ今その手技を行っているのか、日頃の実習からその意義を考えながら取り組んでいきたい」といったコメントが寄せられました。 今回の報告会は、後輩にとって臨地実習をより具体的にイメージし、準備を進めるための貴重な機会となりました。

学部・大学院TOPICS

TOPICS:「臨地実習報告会」を開催【医療検査学科・臨床検査専門学校】