学部・大学院のTOPICS 御井キャンパスで「新春ジェンダーかるた会」を開催しました
1月14日、御井キャンパスにおいて、「新春ジェンダーかるた会」を開催しました。本イベントは、久留米市との官学協働による取り組みで、文学部情報社会学科2年生を対象に開講している授業「コミュニケーション演習」(担当:江藤智佐子教授)の一環として実施されたものです。
イベントで使用した「ジェンダーかるた」は、学生たちが楽しみながらジェンダーに関する社会課題を学べるよう、他大学の先行事例を参考にしつつ、内容を企画し、取り札・解説札・ルールブックまでを一体的に制作したオリジナルの教育ツールです。
学生たちが制作した「ジェンダーかるた」は現在、久留米市への著作権譲渡手続きが進められており、今後は市内の学校などで教育目的として活用されることも期待されています。そのお披露目も兼ねて一般公開で開催された本イベントには、履修学生約50名に加え、近隣高校の生徒のほか、福岡県、久留米市、筑後市、八女市の職員など行政関係者も多数参加しました
かるた会では、5−6名のグループに分かれて対戦。江藤教授が札を読み上げ、札を取った人が裏面の解説札を紹介し、それについて意見交換をする形で進行。解説文を読み終えると読み手にいいねのジェスチャーや拍手が送られ遊びと学びが自然に結びついた時間となっていました。
参加した高校生からは、「かるたをしながら初めて知る言葉もあり、新しい発見があってよかった」「4月から進学する予定だが、大学生が楽しく前向きに学んでいる姿を見ることができて良かった」などの感想が聞かれました。
また福岡県人づくり・県民生活部男女共同参画推進課 参画推進係職員の方からは、「解説札も学生たちが作っていることに驚いた。グループに入って一緒にプレイしたことで、若い人たちの素直な生の声が聞けたことも勉強になった。ジェンダーというと難しい話題のイメージを持ちがちだが、楽しみながらカジュアルに自分たちの言葉で考えを発信していく取り組みとしてとても良い。今後、このようなツールで学びを深めた学生たちが地域に出て、下の世代へ学びを伝えていくことで、より良い次世代につながっていくと思う」とコメントをいただきました。
さらに、次年度より「ジェンダーかるた」は、久留米市職員が実施している「職員出前講義」のメニューの一つとして登録される予定です。久留米市男女平等推進センターからは、「若い世代の発想を取り入れた教育ツールであり、より多くの若い人たちに体験してもらうことで、学びをさらに深めてほしい」 とコメントが寄せられました。