研究・産学官連携の産学官連携TOPICS ジャミール商事株式会社と産学連携に関する包括的連携協定を締結

ジャミール商事株式会社と産学連携に関する包括的連携協定を締結

協定書を手にするジャミール商事株式会社 榎並代表取締役社長(左)と内村学長(右)

本学は、ジャミール商事株式会社と産学連携に関する包括的連携協定を締結し、11月5日に調印式を行いました。

本協定の締結は、本学の研究活動の充実と更なる発展や、本学発シーズ技術の事業化及び海外展開、人材の育成、活力ある社会の形成及び海外の機関等と本学との間での国際的学術連携や共同事業への拡大等に向けた取り組み推進を目的としたものです。

本協定のもと、本学が実施する最先端技術に関する開発及び研究活動や大学発シーズ技術を、ジャミール商事の事業エリアである中東・北アフリカ地域及びその他の海外地域に展開することを支援していただきます。海外の機関等と学術分野での共同研究並びに協業を展開することで、大学内の研究者や職員、学生に海外に広げた視野を持つ機会を創出すると共に、社会課題の解決に資する産学連携事業を創出し、より良い未来を創造していくことを目指します。

ジャミール商事 榎並滋喜代表取締役社長のコメント:

 「久留米大学は、産学連携のもと非常に優れたヘルスケア関連技術やサービスを開発されておられ、また医学教育センターにおいて医学教育の質向上に寄与する研究をされており、優れた医師を輩出することに尽力されている。弊社のヘルスケア事業部は、“必要な医療を、必要な人々へ”をミッションに掲げ、まさに必要な医療を届ける根幹となる優れた医師の輩出にも注力している。本協定を通じ、医学教育はもちろんのこと、その他久留米大学のヘルスケア技術・サービスの更なる発展に貢献することで、世界の医療インフラ向上に寄与し、更には日本技術の世界での競争力向上に貢献できることを期待している」

内村直尚学長のコメント:

 「これまで、本学の研究内容から、製薬企業や医療機器メーカーとの産学連携は案件毎に数多く共同研究等を行っているが、今回のような商社の企業との連携は初めて。本学は、企業と共同研究して終わりではなく、大学発の研究成果や教育、医療技術等に対する海外展開といった出口戦略にも力を入れていくべきだと感じている。その上で、商社企業との連携が必要と感じ、ヘルスケア事業の海外展開にもご尽力されているジャミール商事様と目的も一致したことから連携に至った。この連携により、本学の研究者などにとっては海外へと視野を広げた交流や人材育成につながるものであり、大学としての社会貢献も、より発展的に推進していけることを期待している」

ジャミール商事によるリリース記事:久留米大学と包括的連携に関する協定書を締結 | サウジアラビア・ドバイと日本をつなぐ〜ジャミール商事 (alj-japan.co.jp)

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