研究・産学官連携の産学官連携TOPICS 八女市と包括連携協定を締結
(左)三田村統之八女市長 (右)内村 直尚学長
久留米大学は2024年10月24日、八女市役所において八女市との包括連携協定調印式を執り行いました。本協定は、地域社会の発展と持続可能なまちづくりを目指し、相互の人的・知的資源を活用した協働を強化することを目的としたものです。
調印式には、八女市から三田村統之市長や松﨑賢明副市長をはじめとする市の関係者、本学からは内村直尚学長、久原正治常務理事、石竹達也副学長、荒井功副学長が出席し、三田村市長と内村学長が協定書を取り交わしました。
式では、三田村市長が「今回の協定締結により、久留米大学と一層の協力関係が築かれ、市民の生活の質の向上に寄与し、地域全体の発展につながることを期待している。今後とも手を携え、地域の課題解決に向けて取り組んでいきたい」と挨拶され、内村学長が「これまで本学は10の自治体と連携協定を結び、それぞれの特性を生かしたフィールドで教育研究活動を進めてきた。八女市が醸成されてきた自治体としての特色を、本学の医療教育研究の成果を用いてより高めていく手伝いができれば」と応えました。
これまでも八女市とは、医学部の教育関連病院として公立八女総合病院が認定されており継続的な医師派遣を行っている他、デジタル人材育成事業のサポートや八女市の伝統工芸の魅力発信について連携するなど、さまざまな学部と地域の特性を生かした取り組みがなされており、本協定の締結により、地域の健康づくりや産業、教育・文化の振興など多岐にわたるものとして発展していくことが期待されます。特に学生育成の面では、八女市の地域資源をフィールドとした持続可能な社会を目指す人材育成のためのプログラムにより、実践的な学びの機会とすることも目指しています。
今後も本学は地域社会との連携を深め、地域貢献活動を通じて持続可能な社会の実現に寄与してまいります。