研究・産学官連携の産学官連携TOPICS 第2回 久留米高専と「医文工」連携の交流会を開催

9月19日、久留米工業高等専門学校(久留米高専)キャンパスにおいて、本学との「医文工連携」交流会が開催されました。
昭和14年(1939年)に久留米高等工業学校として設立された久留米高専は、全国の高専に先駆けて開設された歴史を持ち、筑後川を挟み本学の対岸に位置しています。昭和3年(1928年)に九州医学専門学校として設立された本学とは、株式会社ブリヂストン創業者の石橋正二郎氏ご兄弟による土地建物の寄贈という同じルーツを待ち、「高等教育コンソーシアム久留米」などにより共に久留米市の高等教育を支える機関でもあります。
今回の交流会には、医学部と文系学部を持つ本学と工学の久留米高専、それぞれ異なる分野の研究者44名が集まり、久留米高専と本学との共同研究の事例として、昨年は久留米高専の古賀裕章 准教授から発表が行われましたが、今年は、本学の田平陽子講師から、共同研究の意義・内容について説明がありました。
続いて、第1回交流会以降に新たに始まった共同研究について、本学の友枝博助教と久留米高専の上田拓実助教より、それぞれ発表がありました。
オープンディスカッションでは、研究成果や技術についての意見交換が活発に行われた他、両校の学生の受入の可能性や編入制度の仕組み等、さらなる連携に向けて活発な議論が行われました。
内村学長から、「前回の交流会をきっかけに、新たな共同研究が実現したことは大変喜ばしい事。距離も近い両校であり更なる交流を深めていき、今後もこの交流会が5年10年と続いていくことを願っています。」との閉会の挨拶があり、両校の連携をさらに深める有意義な機会となりました。









