研究・産学官連携の研究TOPICS 先端癌治療研究センター「第129回カフェで学ぼうがんのこと」を開催

先端癌治療研究センター「第129回カフェで学ぼうがんのこと」を開催

6月9日(金)15:00~17:00、先端癌治療研究センター腫瘍免疫学部門とNPO法人ウィッグリングジャパンの主催による「第129回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました。

テーマ:大腸がんについて学ぼう

講師:藤田文彦 教授(久留米大学医学部外科学講座消化器外科)
会場:ボランティア交流センター あすみんセミナールーム(福岡市中央区今泉1-19-22天神クラス4階 ) + オンライン によるハイブリッド開催

はじめに大腸のしくみとはたらきについて説明しました。大腸は盲腸・結腸・直腸からなる管で水分と電解質吸収の役割を果たしていること、そこには千兆個の細菌が共生していること、また、周辺には泌尿器や生殖器があり、手術や放射線照射により神経を傷つけてしまうと排尿障害や性機能障害を起こす可能性があることをお伝えしました。続いて大腸がんについて解説しました。大腸がんの7割はS状結腸と直腸に発生すること、大腸がんによる死亡者数は女性では第1位、男性でも第3位となっていること、しかしながら、大腸がんは切り取ることができれば治るがんであることをお伝えし、腹腔鏡手術が主流であることをお伝えしました。(先端癌治療研究センター 山田 亮)

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