研究・産学官連携の研究TOPICS 「第102回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました

「第102回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました

2月25日(木)15:30~17:00、「第102回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました。

テーマ:「がん治療におけるアピアランスケア」

講 師:廣畑 紀世 先生(久留米大学病院がん相談支援センター がん専門相談員)

今回は新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言発令中ですのでウェブ会議システムを用いての開催となりました。

支持療法の開発などでがん治療の際の身体的負担が以前に比べ軽減されてきています。これにより、外見(アピアランス)など心理社会的な要因に気が向けられるようになってきました。また、入院期間が短くなり、通院治療が主になって社会生活を送りながら治療を継続する人が増えてきたことからも外見の重要性はますます高まっています。がん治療に伴う脱毛やつめ・皮膚などの外見変化に関するケアを「アピアランスケア」ということ、アピアランスケアは患者さんが「自分らしくあるための支援」であることをお伝えしました。また、日常のケアの方法についても解説しました。

後半は皮膚科のクリニックで医療メイクのお仕事をされていた冨永智子さんにも参加いただき、実践テクニックをご紹介いただきました。

※写真(左)講師を務めた廣畑紀世さん 写真(右下)冨永智子さん

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TOPICS:「第102回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました