研究・産学官連携の研究TOPICS 「第98回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました

10月21日(水)15:30~17:00、「第97回カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました。
テーマ:「乳がんにおける最新手術と薬物療法」
講 師:唐 宇飛 先生(久留米大学医学部外科学講座 乳腺内分泌外科 准教授)
会 場:久留米大学福岡サテライト(福岡市中央区天神)
新型コロナウイルスの感染防止対策を取ったうえで、福岡市天神の久留米大学福岡サテライトで「カフェで学ぼうがんのこと」を開催しました。今回はウェブ会議システムZoomを用いての配信も同時に行うハイブリッド形式での実施となりました。
乳がんは女性の最も多く罹るがんで9人に1人の女性が生涯で罹る病気です。リンパ節や他の臓器に転移していない場合には手術を行いますが、手術前もしくは後に化学療法を行い、その後、放射線照射とホルモン療法を組み合わせるのが一般的であることをお話しました。手術の方法も乳房温存術や乳頭乳輪温存術といったより低侵襲な方法が開発されていること、薬物治療も飛躍的に進歩していること、そして、少しでも乳房に異常を感じたら乳腺外科を受診するようお伝えしました。