研究・産学官連携の研究TOPICS 元大学病院技師長、川田秀道さんが瑞宝双光章を受章

元大学病院技師長、川田秀道さんが瑞宝双光章を受章

元大学病院放射線部技師長の川田秀道さん(2025年3月定年退職)が、診療放射線技師としての研究、教育、放射線管理の功績を評価され、「令和7年春の褒章」において瑞宝双光章を受章されました。

瑞宝双光章は、国家や地方公共団体において長年にわたり公務や公共業務に従事し、顕著な功績を挙げた個人に授与されるものです。川田さんは久留米大学病院に39年間勤務し、診療放射線技師として一貫して高度医療の現場を支えてこられました。現像機を用いたフィルム撮影からデジタルX線への転換期には、胸部単純X線画像の研究に尽力し、その成果を博士(医学)の学位論文としてまとめられています。また、C言語による画像処理や解析プログラムの開発にも取り組み、実際の業務効率化にも貢献されました。

授賞式にて
賞状

川田さんのコメント

このたび瑞宝双光章という栄誉を賜り、大変光栄に思っております。診療放射線技師として39年間、教育・研究・放射線管理に携わってまいりました。人との繋がりと感謝の気持ちを忘れず、自分の「夢」を持ち続けることの大切さを、今あらためて感じています。これからも医療の現場に対する探究心を持ち続け、プロフェッショナルとして自分にできることを見つめ直しながら歩んでいきたいと思います。

研究TOPICS

TOPICS:元大学病院技師長、川田秀道さんが瑞宝双光章を受章