研究・産学官連携の研究TOPICS 【快挙】第34回福岡県医学検査学会にて久留米大学が二冠達成!最優秀演題賞・最優秀症例報告賞を独占受賞

【快挙】第34回福岡県医学検査学会にて久留米大学が二冠達成!最優秀演題賞・最優秀症例報告賞を独占受賞

この度、第34回福岡県医学検査学会において、久留米大学医療センターおよび久留米大学病院の臨床検査技師2名が、「最優秀演題賞」「最優秀症例報告賞」をそれぞれ受賞いたしました。

本学会における賞を久留米大学のメンバーで独占する形となり、本学の臨床検査部門における技術力の高さと、日々の真摯な研究姿勢が結実した結果となりました。

受賞した2名の声とともに、日々の診療を支えるチームの取り組みをご紹介します。


最優秀演題賞:森上 優子(久留米大学医療センター 臨床検査室)

森上さん

生理検査における精度管理の新たなスタンダードを目指して

【演題】
心電図シミュレータを用いた12誘導心電計の機器精度管理の試み ~心電図検査における精度維持・向上を目指して~

【研究の内容と背景】
血液などの「検体検査」に比べ、心電図や超音波などの「生理検査」は全国的にも精度管理の手法が確立されていないという課題があります。森上さんは、心電図シミュレータを用いた毎朝の機器確認を地道に積み重ね、その有用性を発表しました。

【受賞コメント】
「今回の取り組みは、検査室のメンバーが交代で行う毎朝の始業準備の積み重ねであり、まさに全員の協力があっての受賞です。臨床検査技師は『縁の下の力持ち』ですが、私たちの検査が迅速な診断や治療に不可欠であることに誇りを感じています。今後もチーム一丸となり、患者さんの不安に寄り添った精度の高い検査を提供していきたいです。」


最優秀症例報告賞:古江 由佳(久留米大学病院 超音波診断センター)

古江さん

心エコーによる適切な病態評価が、患者さんの治療を支える

【演題】 右心系に発生した稀な心臓悪性リンパ腫の症例報告

【発表の内容と背景】 稀な症例において、心エコー検査が診断時だけでなく治療後の評価においても極めて重要な役割を果たすことを報告しました。古江技師にとって今回が初めての学会発表でしたが、上司や先輩の手厚い指導のもと、文献考察を深め、高い評価を受けました。

【受賞コメント】 「初めての学会発表でこのような栄誉をいただき、驚きとともに感謝の気持ちでいっぱいです。日々、先輩方から『きれいな画像を撮ることの大切さ』を学び、患者さんの病態と結果に乖離がないか細心の注意を払っています。この受賞により、韓国での英語発表という新たな挑戦の機会もいただきました。臨床から信頼される技師を目指し、さらに精進いたします。」

久留米大学の臨床検査部門が誇る「チームの力」

今回のダブル受賞の背景には、個人の努力はもちろん、若手を支え、共に高め合う久留米大学ならではのチーム文化があります。


医療センター臨床検査室
医療センター臨床検査室
大学病院超音波診断センター
大学病院超音波診断センター

医療センター臨床検査室: 部門の垣根を越えて意見交換が盛んで、チーム医療の一員として視野の広い業務を遂行しています。

大学病院超音波センター: 経験豊富な上司・先輩が若手の挑戦を後押しし、精度の高い画像診断を追求するプロフェッショナル集団です。

本学はこれからも、高度な専門技術と豊かな人間性を備えた医療人の育成を通じ、地域医療の質向上に貢献してまいります。


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