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USMLE受験申し込みの流れについて

USMLE受験申し込みの流れについて (文責:定永高幸) 

大体の流れは、「USMLE step1に関して」にも書かせていただいたように
https://usmlego.com/ に最新の受験申し込みの流れが書いてあります。こちらを参照しながら以下を進めていってください。ただし、細かい変更が時折行われており今後さらに変わってくる可能性もあります。(2022/01/28時点)
ECFMG ID作成や申込みは以下で行います。
https://www.ecfmg.org/

国際医学交流部門の溝口恵美子教授らのご尽力で久留米大学医学部はEMSWP (ECFMG Medical School Web Portal: ECFMGと各大学の代表者が受験申請のcoordinateをしてくれます) に登録されており、受験申請の手間と期間が圧倒的に短縮されています。以前は最長半年くらい (しかも全部自分で!) かかっていたそうです。それでも2ヶ月はみて用意を進めたほうが無難です。

(1) 上記のリンクに記載してある流れに沿ってECFMG IDの登録、申請料を払います。詳細は上記に譲ります。注意点としては、title of medical degreeに関してIgaku (Bachelor of Medicine) と書くことくらいです。MDではありません!まだ在学生でしたらinternshipはno、 clinical clerkshipもnoで大丈夫です。卒業生に関しては分かりかねますが、卒業生の方でも上記で受理されていたので特に問題ないと思われます。

(2) Form186をダウンロードできるようになります。Form186には何も書かずに!オンラインでForm186の2枚目のみとパスポートを指示に従ってアップロードします。NotaryではzoomみたいなNotary Camというもので行います。写真を撮ります。今後ECFMGで使われる公式の写真になるので上半身だけでもちゃんとした服を着ておいたほうがいいと思われます。英語で公証人と話す必要がありますが、あいさつして名前を言って、返事をしながら自分の好きなサインを画面から選べば終わりです。在校生はここで終わりです。残りはありがたいことに大学側がしてくれます!

(3) 卒業生は学位記を提出する必要があります。卒業証書ではなく、学位記です!Form183に関してはこちらも大学側で行ってくれますが、ECFMGのサイトで学位記を日本語および英語で提出する必要があります。久留米大学では日本語版が正式な学位記としてECFMGに登録されていますので、必ず日本語版から提出してください。このプロセスは、余裕を持って取り組まれてください!英訳は学務課が行ってくれますので依頼しましょう。必ずきれいにPDF化してからアップロードしてください。2-3週間程度で終了します。

すべて完了するとscheduling numberがメールで送られてきます。既卒生か在学生かで異なりますが、ここまで全部スムーズにいっても1-2ヶ月程度かかります。今度はこれを使って今度はプロメトリック (東京:御茶の水 / 大阪:中津)で試験予約をする必要があります。
プロメトリック : http://www.prometric-jp.com/
試験予約ができる期間はEligibility periodの3ヶ月間になります。この期間なら受験日の変更もできますが、直前になると変更料を払う必要があるのでご注意ください。

【試験会場について 〜大阪・中津〜】

TOEFL ibtを受験したことがある方はわかると思いますが同様の試験会場です。TOEFLを受けたことがない方は受けてみてください。USMLEのイメージがてらにも丁度いいと思います。御茶の水の方が快適だと聞いたことがありますが、個人的には中津でも十分快適に受験できました。防音のヘッドホンも置いてありますが、耳栓の持ち込みが可能なので耳栓の方がおすすめです。他の試験を受けている人もいるため、タイピングしている人もいました。ちなみに目薬は持ち込めません。出入りのたびに身体チェックがあるので1-2分かかります。休み時間には勉強することも可能ですがそんなに時間はないので頭を休ませたほうがいいと思います。step2ckは御茶の水で受験してみようと思います。

質問がある方は、以下のメールアドレスを通してコンタクトされてください。

久留米大学医学部免疫学講座

助教: 定永高幸:taka.sadanaga@gmail.com
教授: 溝口恵美子:mghmizoguchi@gmail.com

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