学部・大学院のTOPICS 大学院医学研究科第10回研究発表会を開催
12月9日、10日の2日間にわたり、旭町キャンパスにて大学院医学研究科の研究発表会が開催されました。本発表会は、医学研究の最新成果を共有し、研究者同士の交流を深めることを目的として、毎年この時期に開催されており、今回が10回目の開催です。
当日は、医学研究科博士課程に在籍する大学院生15名の口頭発表と、論文提出を通じて学位取得を目指す32名の研究者によるポスター発表が実施され熱心な議論が繰り広げられました。
発表会の最後には、特別講演が行われました。本学生理学講座統合自律機能部門の中島則之主任教授をお迎えし、「嗅細胞の匂い応答と自発活動を同時に実現するcAMP緩衡機構の提案」と題した講演が行われ、参加者からは多くの関心が寄せられました。
発表会の閉会式では、表彰式が行われました。素晴らしい質問者に贈られる質問賞には、五百路 徹也さん、力武 純二郎さん、渡邉 英之さんが選ばれました。
研究発表については厳正なる審査の結果、個別最適医療系専攻の力武 純二郎さんが最優秀賞に選ばれ、病理系専攻の今井 有未さんと社会医学系専攻の渡邉 英之さんが優秀賞を受賞しました。
賞状と副賞は、溝口研究科長より手渡されました。
最優秀賞を受賞した力武 純二郎さんコメント
「研究発表会では他の大学院生の発表を聞かせて頂き大変刺激を受けることができました。また、最優秀賞という名誉ある賞も頂き大変光栄に思います。今回発表した研究は久留米大学学術研究推進プロジェクトとしても採用いただき、研究室一丸となって進めています。今回の賞を励みに研究を進め、より一層の研究成果を報告できればと思います」
本発表会を通じて、多くの研究成果が共有され、今後の医学研究のさらなる発展に向けた充実した2日間となりました。久留米大学大学院医学研究科は、地域医療と医学の未来を担う研究者の育成に引き続き取り組んでまいります。