学部・大学院のTOPICS 地域社会計画論の受講生が久留米市役所訪問を実施しました
文学部情報社会学科(※2027年度より人文科学科へ改編予定)では、ディプロマポリシーに掲げる「現代社会の動向把握と課題解決をめざし、情報を集め分析し発信する総合的な探求能力」の育成を目的として、実践的な学習を重視した教育を行っています。
その一環として開講されている「地域社会計画論」(担当:江藤智佐子教授)では、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」をテーマに、久留米市との連携による授業を展開しています。本年度は新たな取り組みとして、学内での講義に加え、学生が実際に行政現場を訪問し、地域社会の課題や政策形成の実際について学ぶフィールドワーク型の学習を導入しました。5月21日には、約50名の受講生が久留米市役所を訪庁しました。
今回の訪問では、まず「くるみホール」において市職員による講話「久留米市組織のご紹介」が行われ、市役所の組織構造や各部局の役割、行政運営の全体像について説明を受けました。その後、学生は大きく二つのグループに分かれ、市役所各課の訪問および施設見学を行いました。
最後に、案内を担当した久留米市役所 総務部 人材育成室の尊田智子さんより、「久留米市外から通学している学生さんも多く、市役所に来るのも初めてという方がほとんどでした。実際に来庁いただくことで、『ここに市役所があるんだ』『こういう人たちがまちを支えているんだ』と感じてもらえたのではないかと思います」また、「大学時代の4年間は短いようで、とても大切な時間です。久留米のことを知り、魅力や地域の課題に触れながら過ごしてもらえたら嬉しいです。今回の訪問をきっかけに、行政の仕事や久留米市そのものに関心を持ってもらえればと思います」と学生たちへメッセージを送っていただきました。
また、受講生の文学部情報社会学科1年の小田和佳さんは、「これまで市役所は住民票の発行や手続きを行う場所というイメージが強かったのですが、実際には防災、福祉、観光、環境など幅広い分野で市民生活を支えていることを知りました。多くの部署が連携しながらまちづくりに取り組んでいることが印象に残りました」と今回の訪問の感想を話してくれました。
本取り組みは、講義による理論と現場での実践を往還する学修の試みであり、次年度改編以降の文学部人文科学科においても久留米市との連携を継続的に発展させていく予定です。地域社会の課題を多角的に捉え、学生目線で解決策を提案する本授業において、今回のフィールドワークは重要な学修成果の一つとなりました。