学部・大学院のTOPICS 九州の業界を牽引する企業代表が講演「仕事とキャリア」
基盤教育研究センター酒井佳世准教授が担当する共通教育科目「仕事とキャリア」は、ビジネスの現場を理解し、学生が将来のキャリア(生き方・働き方)を多角的かつ具体的に考えることを目的とした授業です。企業や自治体など様々な分野で活躍する方々をゲスト講師として招き、日々の業務内容や働き方、キャリア形成のプロセスについてお話しいただくことで、学生たちがビジネスや仕事に興味を持ち、自身のキャリアを主体的に考える契機となっています。
6月18日、今年度第10回目を迎えた講義では、九州の業界を牽引するJR九州グループのJR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社 代表取締役社長執行役員の角谷英彦氏をゲスト講師に迎え、鉄道やホテル事業を通じた地域づくりや仕事への向き合い方についてお話しいただきました。
講義では、はじめにグループワークが行われ、その後、映像資料を交えながら、九州旅客鉄道株式会社グループの理念である「九州の元気を、世界へ」をもとに、事業内容や地域社会との関わりについて紹介がありました。
また、角谷氏が代表を務めるJR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社では、「ひとりひとりが持つホスピタリティの心で、ホテルから幸せの輪を世の中に広げていきます。」をパーパスに掲げ、人と人とのつながりを大切にしたサービスを展開していることが伝えられました。
講義の中では、角谷氏自身の入社から現在に至るまでのキャリアを振り返りながら、仕事を通じて培ってきた経験や、大切にしてきた考え方についても語られました。
「仕事とは何か」「リーダーシップを発揮するために必要なこと」をテーマに、特に『人間力と志』の大切さが学生たちに伝えられました。
さらに、仕事選びの着眼点として、「“この仕事・会社・場所で良い”ではなく、“この仕事・会社・場所が良い”と思える選択をしてほしい」とメッセージが送られ、学生たちは興味深く熱心に耳を傾けていました。
今回はもうひとりのゲスト講師として、JR九州ホテルブラッサム大分で活躍する本学卒業生の松尾尚弥氏(経済学部2024年卒業)も登壇しました。
松尾氏は、大学生活や就職活動を振り返りながら、現在の業務内容や社会人として働く中で感じるやりがいについて紹介し、これから社会に出る後輩たちへ向けてエールを送りました。
講義の最後に設けられた質疑応答の時間には、学生たちから多くの質問が寄せられました。
角谷氏と松尾氏は、一つひとつの質問に丁寧に向き合いながら、自身の経験を交えて答えられ、学生たちにとって理解を深める有意義な時間となりました。
今回の講義を通して、学生たちは九州を代表する企業の経営者と若手社員、それぞれの立場から「働くこと」の意義やキャリア形成について学び、自身の将来について考えを深める貴重な機会となったようです。
【関連サイト】
■2026.01.28 「キャリア・フィールドワーク(JR九州リージョナルデザイン)」最終プレゼンテーションを開催
■2025.02.12 「キャリア・フィールドワーク」の最終プレゼンテーションが実施されました