研究・産学官連携の研究TOPICS 健康デーイベントで肝炎体操をベースにした健康ダンスを披露

健康デーイベントで肝炎体操をベースにした健康ダンスを披露

7月23日、東京・八芳園で厚生労働省主催の「知って、肝炎プロジェクト 健康デー2024」が開催され、医学部医学科内科学講座の川口巧教授と整形外科学講座の橋田竜騎講師が開発した「肝炎体操」をベースにした健康ダンスが披露されました。

このイベントは、7月28日の世界・日本肝炎デーに合わせて、肝炎の知識の普及、予防、治療の理解を深めることを目的としています。また、国民が「健康」について考えるきっかけを提供するために開催されたものです。

来場者も一緒にダンスチャレンジ
来場者も一緒にダンスチャレンジ
企画内容

今回の「健康ダンス」は、川口教授と橋田講師が開発した「肝炎体操」を元に、世界的ダンサーのMaasa氏と東京大学 先端科学技術研究センターの特任研究員 宮﨑敦子氏が手掛けたプログラムです。当日は、約100名の参加者が音楽に合わせて楽しくダンスを踊りました。

ダンスを監修した川口教授のコメント

「健康ダンス」は脂肪肝の改善に有効性が示された運動を取り入れたプログラムです。運動量が少ない現代社会において、脂肪肝は成人の約30%が罹患しており、国民病とも言えます。脂肪肝は肝硬変や肝がんの主な原因であるだけでなく、心筋梗塞、大腸がんや乳がんなどの発症にも関わっていることが報告されています。運動は脂肪肝の予防・改善効果だけでなく、様々ながんを抑制する効果があります。リズミカルな音楽に合わせて行う健康ダンスは、楽しく脂肪肝を改善し、多くの方々の健康維持に役立つことが期待されます。

肝炎体操(動画YouTube)

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